教育実習はいつ、大学何年で行う?申し込み時期を徹底解説

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教育実習はいつ、大学何年で行う?申し込み時期・流れを徹底解説

「教育実習は大学何年のときに行われるんだろう?」
「申込みの時期っていつからかな?」

と思っている方も多いのではないでしょうか。

教員志望の人にとっての一大イベントである「教育実習」。

いつ教育実習があるのかソワソワしますよね。

実は、教育実習は通っている大学や学部によって、実施される時期は違います。

この記事では、教育実習がいつ行われるのか・申込みの時期や流れはどうなっているのか、ということについて紹介します。

この記事でわかること
  • 教育実習に行く学年(学部・大学ごとの違い)
  • 教育実習に行く月
  • 教育実習の申し込み時期と流れ
  • 申込みが遅れた場合の対処法

記事を読むことで、大学ごとの教育実習の時期・流れについて確認していきましょう。

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目次

教育実習はいつ?大学何年で行う?

教育実習の実施時期は、在籍している大学や学部によって異なります。

ここでは

  • 4年制大学・教育学部
  • 4年制大学・教育学部以外
  • 短期大学

ごとに、教育実習の時期を確認していきましょう。

■教育学部は大学3年〜4年で行くことが多い

教育学部の学生は、3年で教育実習に行くことが多いです。(教員養成に特化したカリキュラムのため)

小・中・高の教員免許を取る学生であれば、例えば以下のような構成で教育実習を実施します。

3年次:主免実習(本実習)

  • 小学校での4週間実習
  • 前期組(5〜6月)と後期組(9〜10月)に分かれて実施

4年次:副免実習

  • 中学校または高校での2週間実習
  • 主免実習での経験を活かしながら、中等教育特有の指導法を学ぶ

1〜2年次で教職に関する基礎的な科目や教科教育法などの専門的な科目を履修し、3年次から教育実習が行える教育学部のスケジュールには、以下のようなメリットがあります。

  • 教育に関する基礎知識が十分に身についた状態で実習へ臨める
  • 教員採用試験・就職活動との調整がしやすい
  • 複数回(副免)の実習を計画的に実施できる

私も教育学部だったので、3年次に主免実習(小学校4週間)・4年次に副免実習(中学校2週間)にいきました。

■教育学部以外では原則 大学4年で行く

一方、教育学部以外の学部(文学部や理学部など)で教職課程を履修している学生は、大学4年次で教育実習をするのが一般的です。

理由は、専門科目の学習と教職課程を両立しなければならないから。

3年次までに自身の専攻分野の学習を深め、教職に必要な科目も並行して履修します。

そして、4年次で教育実習に臨む、という流れになります。

■短大では原則2年

短期大学は、修業年限が2年間なので、

  • 通常は2年次に教育実習を行う
  • 取得できる免許は二種免許

となります。

1年次に基礎的な科目を集中的に履修し、2年次の適切な時期に教育実習を実施することで、卒業までに教員免許取得に必要な要件を満たせます。

※実習時期は各短期大学のカリキュラムによって若干の違いがあることもあります

教育実習に行くのは何月が多い?

教育実習に行くのは何月が多いのかを見ていきましょう。

■基本は5〜6月に行くことが多い

教育実習は、5月から6月に行くことが多いです。

理由はいくつかあります。

  • 新学期が始まって1ヶ月ほど経過し、児童・生徒が学校生活に慣れてきた頃だから
  • 夏休みまでの期間で、学校行事も比較的落ち着いている時期だから
  • 教育実習後に教員採用試験の準備に集中できるから

これらの理由から、5〜6月に教育実習が行われることが多いです。

■学校によっては9〜10月に行く場合も

一部の学校では、9月から10月にかけて教育実習を実施することもあります。

9〜10月に行われる理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • 実習校の受け入れ態勢の都合
    →5〜6月だけの実習だけでは実習生が集中してしまい、受け入れ人数が超過してしまう、あるいは指導が行き届かないから
  • 大学のカリキュラム編成上の理由

教育実習の申し込み時期

では、教育実習の申し込み時期と流れを確認しておきましょう。

■申し込み時期は実習の1年前頃

教育実習の申込み・準備は1年前頃から始めると確実です。

早めに申し込みを行うことで、以下のような利点があります。

  • 実習先の学校が十分な受け入れ準備を行える
  • 実習に必要な書類の準備や手続きに余裕ができる
  • 心構えができ、事前学習の時間が確保できる
  • 実習先の希望がかなう可能性が高まる

■申込みの手順

教育実習の申し込みは、一般的には以下のような流れで進められていきます。

STEP
大学の教職課程センターなどで実施される説明会に参加

実習に関する重要事項や必要書類について、詳しい説明を受けられます。

STEP
実習先の学校を決定

教育実習は「母校実習」が一般的ですが、場合によっては大学が実習先を紹介することもあります。

教育実習は母校と母校以外どっちがいい?>>

実習先を自分で探す場合は、希望先の学校に電話連絡をして、教育実習の受け入れが可能か確認を取りましょう。

自治体独自のルールがある場合も

例えば東京都の公立学校で教育実習を希望する場合は、あらかじめ東京都教育委員会に教育実習の実施申請を行わなければならないなど、自治体によって独自のルールがある場合もあります。

必ず、自分の自治体の規定を確認するようにしましょう。

STEP
必要書類を作成し、実習先に依頼

その後の主な手順は以下の通りです

  • 1.実習先への内諾願いの提出
  • 2.実習校との事前打ち合わせ
  • 3.教育実習スタート

1つ1つ確実に済ませて、教育実習の準備をしていきましょう。

教育実習の込みが遅れた場合の対処法

申し込みが遅れた場合は、原則、教育実習は実施できません。

万が一、申し込みが遅れてしまった場合は、速やかに大学の教職課程担当部署に相談しましょう。

状況によっては、実習時期の調整や代替の実習先を紹介してもらえる可能性があります。

教育実習をしていないということは、教員免許取得に必要な単位が不足しているということになります。

卒業までに必要単位が取り切れなかった場合は、科目履修などの制度を使って卒業後に教育実習を行い、不足分の単位を補いましょう。

まとめ:教育実習の実施時期は学校によって異なる・申込みは1年前ごろから

教育実習の時期と申込みについて紹介してきました。

まとめると、

  • 教育実習の実施学年
    • 教育学部:3〜4年次(3年次に主免実習、4年次に副免実習)
    • 教育学部以外:原則4年次  ・短期大学:原則2年次
  • 実習時期
    • 5〜6月が最も一般的
    • 9〜10月に実施することも
  • 申込み時期
    • 申込みは実習の1年前が目安
    • 自治体独自のルールにも注意が必要

教育実習は教員免許取得に必要不可欠な要件です。

申込み時期を逃さないよう、早めの準備と計画的な実施を心がけましょう。

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