教育実習のときに菓子折り・手土産は必要?原則不要だが…

「教育実習のとき、菓子折りは必要なのかな?」
「手土産を持っていかないと失礼?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
教育実習に行くときに多くの教育実習生を悩ませるのが「菓子折りが必要か不要か問題」。
この記事では、教育実習の菓子折り・手土産について、以下のことを解説しています。
- 教育実習の菓子折りは必要?不要?
- もし菓子折りが必要な場合のおすすめのコスパ最強手土産
記事を読むことで、教育実習に菓子折りが必要か不要かがわかるようになりますよ。
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教育実習のときに菓子折り・手土産は不要…だが、、、

結論から言うと、教育実習のときの菓子折り・手土産は原則不要です。
理由としては以下のようなものがあります。
- 教育実習は学びを得る場。
菓子折りに悩む時間があるなら子どもとの接し方・授業準備などに時間を割くべき。 - 菓子折りは賄賂としてみなされるケースも
- (教師側目線で言うと)教育実習生に菓子折りは求めていない。
求めているのは、教育実習に対する「やる気」と「情熱」。
教育実習は、あくまでも教員としての学びを得る場です。
菓子折りの有無で「この教育実習生はマナーがなってないなぁ…」などと思われることはありませんし、それで実習の評価が変わることはありません(あってはなりません)。
むしろ、菓子折りをすることで、逆に気を遣わせたり、場合によっては「賄賂」として感じ取られたりすることがあるので、やめたほうがよいでしょう。
教育実習後に「お世話になった先生に菓子折りを準備しなきゃ…」と考える方もいますが、それも不要です。
実習後に感謝の気持ちを伝えたいなら御礼状で十分です。
また、実際に教育実習を受け入れた経験から言わせてもらうと、教員側からしても、教育実習生に菓子折りは求めていません。
現場が求めているのは、菓子折りではなく「やる気」と「情熱」です。
菓子折りの準備をするぐらいなら、その時間を教材研究や児童生徒とのふれあい方の勉強時間等に充ててほしいと感じますね。
大学によって「禁止」「推奨」しているケースもある
大学によっては、「教育実習には菓子折り不要」ということを示しているところもあります。
本学としては、社会人であったとしても実習生にはかわりないため、手土産等の持参は不要といたします。
実習施設に対しては、実習受入れ及び指導に対する感謝の気持ちを込めたお礼状を、実習終了後早い段階で送っていただくようお願いいたします。
引用:聖徳大学ホームページ
(これぐらい大学側で明確に示してくれれば、実習生も迷わずにすみますよね)
逆に、教育実習先へ菓子折りを持っていくように指導している大学(領収書をもらって大学に提出)というところや、「実習先の雰囲気に合わせて」と言われるケースもあるようです。
(ソースが古いので、現在はそのように指導されている大学は少ないとは思いますが…)
もしかしたら、ご自身の大学でも「菓子折りの要・不要」について、明確に方針を示しているかもしれません。
まずは、教育実習の手引を見たり、大学に問い合わせてみたりしてみるとよいでしょう。
地域柄、菓子折りが必要な場合は…
基本、教育実習に菓子折り・手土産は不要ですが、
もし、地域の特性や大学の方針で「菓子折り・手土産」が必要になった場合は、以下のことに注意をして菓子折りを選びましょう。
- 職員全員にいきわたる個数のものを選ぶ
- 個包装のものを選ぶ
- 賞味期限が長いものを選ぶ
この3つをクリアしていれば、安価なものでかまいません。
(…というか、大学生に菓子折り準備させるのもどうかと思いますし、その準備した菓子折りにいちいち文句を言う教員いたら、かなりヤバいですよね)
菓子折りを準備する際は、職員数が事前にわかっておくとスムーズです。
教育実習の事前打ち合わせや、内諾の電話のときに
「職員の数って何人ぐらいでしょうか?お気持ち程度ですが、当日菓子折りを配りたいと思っていて…」
と控えめに尋ねておくと、職員数を聞き出せますよ。
(もしかしたらそのときに「教育実習生からの菓子折りは受け取ってません」ときっちり言っていただけるかもしれません)
教育実習にどうしても菓子折り・手土産が必要な場合のおすすめ

すでに記事中に何度もお伝えしていますが、教育実習には基本菓子折り・お土産は不要です。
しかし、地域の特性・大学の指導で、どうしても菓子折りが必要な場合の「コスパ最強おすすめ菓子折り」を紹介します。
ここで紹介するのは、すべて
- 安くて個数が多い
- 個包装
- 賞味期限が1ヶ月以上
のものばかりなので、安心して選べますよ。
小規模校おすすめ菓子折り
職員数が15人未満の小規模校の場合は、クッキアの20枚入りがおすすめ↓
クッキア(20枚入り)

- 個包装
- 賞味期限:製造から約常温270日
- 1枚あたり約62円
中規模校おすすめ菓子折り
職員数が15〜30人ほどの中規模校の場合は、以下の2つの菓子折りがおすすめ↓
クッキア(32枚入り)

- 個包装
- 賞味期限:製造から約常温270日
- 1枚あたり約58.75円
ブルボン焼き菓子(33個入り)

- 個包装
- 賞味期限:製造から約常温240日
- 1枚あたり約47.87円
大規模校おすすめ菓子折り
大規模校(30人以上)の場合は、以下のせんべいがおすすめ↓
金澤兼六製菓せんべい(61個)

- 個包装
- 賞味期限:製造から約常温120日
- 1枚あたり約53.11円
もしくは、これまで紹介した菓子折りを組みわせて人数以上分にするとよいでしょう。
まとめ:教育実習に菓子折り・手土産は原則不要!

教育実習における菓子折り・手土産について紹介してきました。
まとめると、
- 基本的な考え方
・原則として菓子折り・手土産は不要
・教育実習は学びの場であり、評価に影響しない
・感謝の気持ちは御礼状で十分 - 大学による方針が違うこともあるので、要確認
- もし菓子折りが必要な場合は
- 職員全員分の個数を用意
- 個包装のものを選択
- 賞味期限の長いものを選択
教育実習は将来の教員としての学びを得る大切な機会です。
菓子折りの準備に時間を費やすのではなく、授業準備や生徒との関わり方の研究など、実習本来の目的に注力しましょう。必要な場合は大学の方針や実習先の慣習を確認し、適切に対応することが重要です。
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