教育実習つらい・やめたい!途中で辞退・リタイアしたらどうなる?

「教育実習がつらくて投げ出したい…」
「このまま続けても大丈夫なのかな…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
毎日の教材研究に追われ、睡眠時間も削られ、体力的にもメンタル的にも限界を感じる教育実習。
このままリタイアしたほうがいいのか、それとも踏ん張るべきなのか、判断に迷いますよね。
この記事では、教育実習を途中でやめた場合と最後まで続けた場合、それぞれどうなるのかについて、詳しく解説します。
- 教育実習をつらくても最後まで続けた場合どうなる?
- 教育実習がつらくてやめた場合はどうなる?
記事を読むことで、あなたの状況に合わせた最適な判断ができるようになりますよ。
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教育実習が「つらい・やめたい」けれど、リタイアしなかったらどうなる?

教育実習を最後まで乗り切った場合、どのような未来が待っているのでしょうか。
ここでは、教育実習をリタイアせずに続けた場合のメリットと注意点について見ていきましょう。
教員の道が拓ける
リタイアせずに教育実習を乗り切ることができれば、教員の道が拓けます。
もしかしたら「上手に査定授業をしなければ…」というプレッシャーに押しつぶされそうになっている人も多いかもしれませんが、実は教育実習で重要なのは、完璧な授業をすることではありません。
もちろん、全力で授業に取り組むことは大切ですし、上手な授業ができるに越したことはありません。
…が、教育実習の単位取得においては「最後まで出席し続けること」が最も重視されるのです。
たとえ研究授業がうまくいかなかったとしても、大失敗をしたとしても、最終日まで真面目で誠実な姿で出席すれば、単位を取れることがほとんど。
つまり、途中で投げ出さずに最後まで踏ん張れば、教員への道が拓けるのです。
ただし終了まで苦しみは続く
とはいえ、現在「苦しい!!つらい!」と感じているのであれば、そのつらさは最終日まで続くことでしょう。
今、この記事を読んでいるのが、教育実習終了日3日前ほどであれば「あと少し!」と、なんとか乗り越えられるかもしれません。
しかし、今この記事を読んでいるのが、4週間実習の開始3日目ほどであれば、最終日まで粘るのはかなりきつく、身も心ももたないかもしれません。
身体やメンタルは、一度壊してしまったら、修復までにかなりの時間がかかります。
場合によっては、完全に回復するのが難しいケースも…。
そのため、自分の身体や心の状態が「ヤバい…。壊れてしまいそう…」と感じた場合は、次の見出しも読んで、慎重に判断するようにしましょう。
教育実習がつらいから、やめたらどうなる?

ここでは、教育実習を途中でリタイアした場合に起こりうる状況と、その後の選択肢について詳しく解説していきます。
リタイアしたら休息できる
教育実習をリタイアすることで、心身を休めることができます。
- 毎日3時間ほどの睡眠で、倒れてしまいそう…
- 授業を失敗してメンタルが限界
- 児童生徒との関係づくりが上手く行かなくてつらい
このような状況から一旦距離を置くことで、心身の回復を図ることができます。
無理に続けることで、深刻な事態を招く可能性もあるため、休息を取る選択も時には必要です。
はやめに適性に気づけてよかったと思えるかも
教育実習で「つらい。自分には教員は合っていないのかも…」と気づくことができるのは、ある意味ラッキーかも知れません。
というのも、教員になった後に「やっぱり自分は教師に合ってなかったんだ…」と気づいて、転職や離職をする人も多いから。(もしくは、病にかかって病休になってしまったり…)
つまり、教育実習でのつらい経験は、実は自分の適性を見極める場でもあるのです。
そう考えると、教育実習の段階で自分の適性に気づき、新たな進路を検討できることはむしろ幸運なことかもしれません。
なので、
「教育実習がつらい・やめたい、と思ってしまう自分はダメな人間なんだ…」
と落ち込むのではなく、
「教育実習は、自分の適性を調べるために来ているんだ。ダメならダメで、別の道が切り開かれるきっかけになるから、それでいいんだ」
と思うようにするとよいでしょう。
教育実習を途中リタイア・辞退したあとの道は?
教育実習をリタイアした後の進路は、大きく分けて2つあります。
「1.リタイアしても教員の道を目指す」と「2.教員以外の道」です。
1.教員の道を目指す
リタイアした後も教員を目指すのであれば、以下のような方法を取る必要があります。
- 大学の教職課程担当教員に相談し、再度の実習ができないかを確認する
- 科目履修生として、別の機会に教育実習を行う
- 通信制大学で教職課程を取り直す
一度教育実習をリタイアすると、教員免許を取得が通常より困難になるのはまちがいありません。
しかし、仮に一度、教育実習をリタイアしたとしても、教員になる道はあるということも覚えておくとよいですね。
2.教員以外の道
教員以外の道を進むのであれば、
- 自己分析を行い、自分の適性にあった職種を探す
- キャリア(就職)のプロに相談する
- 就職活動をする
といったステップが必要です。
教員以外の道を進むときの具体的なステップと自己分析のやり方については、教育実習で「教員に向いていない」と気付いたときの選択肢の記事に詳しく書いています↓

(記事の中盤に載ってます。要チェック!)
まとめ:教育実習がつらい・やめたいときは、未来を想像してから決めよう

教育実習は、あまりのつらさ・大変さに「もうやめたい!」と感じる瞬間が来ることがあります。
しかし、やめるかどうかを判断するときには、目の前の苦しさだけでなく、その先の未来も想像することが大切です。
例えば、教育実習をやめたとしても「どうしても教師になりたい」と夢を諦めきれなくなりそうな場合は、多少つらくても困難として乗り越えたほうがよいかもしれません。
逆に、実習を通じて「教職は自分に合っていない」と感じたのであれば、早めに方向転換したほうが、自分に合った道を見つけられる可能性が広がります。

とはいえ、教育実習をリタイアするかどうかの悩みは、そう簡単に答えが出るものではありませんよね。
ましてや、学費や実習費を負担してもらっている家族などへは相談しづらいと感じる方も多いことでしょう。
そんなときには、電話相談サービスを活用するのも1つの手です。
自分の素直な感情を人に話すことで、気持ちが落ち着き、冷静に物事を判断できるようになるものです。
「知り合いじゃない人」かつ「聞き方のプロ」だからこそ言いやすく・相談しやすい話もあります。
「一人で抱え込んでいるのがつらい」
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という方は、一度電話相談を活用してみてくださいね↓
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