教育実習で「教員に向いていない」と気づいたときの2つの選択肢

「教員に向いていないのかな…」
「でも、もう教育実習まで来てしまったし…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
教員になるための教育実習なのに、実習を通じて「自分が教員に向いていない」と感じることもありますよね。
「ここまでやったのに、どうしよう…」と後悔してしまう気持ち、とてもよく分かります。
でも実は、教育実習で教員に向いていないと感じることは珍しくありません。
むしろ、教員採用試験前に自分の適性に気づけたことは、ラッキーだったとも言えます。
この記事では、教育実習で教員に向いていないと気づいた場合の具体的な対処法や、これからどうしたらいいのか詳しく解説していきます。
- 教員に向いていないと気づいたときの2つの選択肢について
- 教員を目指す方法
- 教員以外の道を目指す方法
記事を読むことで、あなたの新しい可能性を見つけるきっかけができますよ。
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教育実習で教員に向いていないと気づいたら:将来のキャリアについて考えよう

教育実習で教員に向いていないと気づいた時、大きく分けて2つの選択肢があります。
- あきらめずに教員への道へ進む
- 新しい道を探す
それぞれの選択肢について、詳しく見ていきましょう。
選択肢①:諦めずに教員になる
教育実習で上手くいかなかったからといって、すぐに教員の道を諦める必要はありません。
教育実習でのつまづきが、以下に示すような「技術的な面」である場合は、練習や経験を積み重ねることで必ず克服できます。
- 授業での失敗
- 板書の書き方の未熟さ
- 児童生徒との関わり方の戸惑い
- 指導案作成の困難さ
つまり、上の内容で「教員向いてないかも…」と感じたのであれば、努力次第で挽回が可能ということ。
このような場合は、(あなたの気持ち次第ですが)あきらめずに教員を目指すという選択肢もありです。
教員になれるよう採用試験対策をしたり、授業力を高める努力をしたりしましょう。
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選択肢②:教員以外の道に進む
上で紹介したように、「技術面によるつまづき」のみで教員向いていないと感じた人は、教員になる道を目指してもいいかもしれません。
しかし、以下のような、精神面・メンタル面に大きな不安を感じたのであれば、教員以外の道を検討したほうがいい場合があります。
- 学校の敷地内に入るだけで強い不安を感じる
- 子どもたちの前に立つこと自体に強いストレスを感じる
- 身体的な反応(動悸、めまいなど)が出る
上に挙げたようなメンタル面の負担は、単なる経験不足では解決できないことがあります。
そのような場合は、無理に教員の道を進まず、別の選択肢を探ることも賢明な判断といえるでしょう。
教育実習を通じて教員以外の道を選ぶことになっても、それは決して失敗ではありません。
むしろ、新たな可能性が見つかるチャンスです。
教育や子どもに関わりたいのであれば、教員にこだわる必要はありません。
教育関連企業、児童福祉施設、学習支援施設など、教育に関わりながら違った形で社会貢献できる職種は数多く存在します。
また、教育実習を通して、「仕事量が多く忙しい働き方は嫌だ」と感じたのであれば、「やりたいこと」だけでなく「持続可能な働き方」という視点で職業を選ぶのも一つの方法です。
ワークライフバランスを重視した働き方を選び、プライベートで自己実現を図ることも可能です。
大切なのは、教員の道を選ばなかったことを後ろ向きに捉えないこと。
「教育実習は、自分が教員に向いているかどうかを見極めるいい機会だった」
「今日からは、本当に自分に向いている未来の道へ進んでいくぞ」
と気持ちをいれかえていきましょう。
教育実習で「教員に向いていない」と気付いたけど、これからどうすればいい?

「教員に向いていないと気づいたけど、何から手を付けたらいいのかわからない…」
という方も多いですよね。
ここでは、教員以外の道に進もうと決断した人向けに、その後どうすればいいのかを紹介します。
就職の相談ならプロに聞くのが一番
もしあなたが、「”教員”→”就職”へ、すぐに気持ちを切り替えて行動ができる」という性格の持ち主であるなら、早速、就職について考えはじめましょう。
教育実習後に進路変更を考えるなら、一人で悩むのではなく、プロに相談することをおすすめします。
(特に教育系の大学の場合、一般企業への就職に関する情報が限られていることが多いため、プロのキャリアアドバイザーに相談するのはほぼ必須)
就職エージェントを利用すれば、無料でキャリアのプロへ専門家による相談が可能。
今後のキャリアの悩み相談・自分の適性・興味に合った職業の提案・自己PRの添削・面接練習・フィードバックと、最初から最後までサポートを受けられます。(もちろんすべて無料)
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最初から最後まで無料で利用できるので、登録しない理由がないですね。
登録が完了したら、面談(悩み相談)の日程を決めておきましょう。
「え!いきなり面談?緊張する…」
と思うかもしれませんが、それでいいんです。
人間は不思議なもので、先に面談日(締切日)が決まったら、それまでに自分で気持ちの整理を付けたり、面談(悩み相談)での質問事項を考えたりできるようになるもの。
なので、まだ自分の悩みが明確じゃなくても、まずは面談日まで設定しましょう。
(面談は、電話やオンラインでもできるので、安心ですね)
面談日(悩み相談の日)が決まったら、その日までに「自己分析」をしましょう。
自己分析と言うと難しそうに聞こえますが、要は
「自分は何が好きで、どんな仕事をしたいと思っているのか」
を考えればOK。
これまでの自分の人生を振り返って、自分の好きなことや嫌いなこと、楽しかったことやつらかったことなどを紙にどんどん書き出していきましょう。
…とはいえ、まっさらな紙に書き出して自己分析するのも難しいので、いくつかシートを準備しました。
自分史振り返りシート

好きなこと嫌いなことシート

モチベーショングラフ

こちらのURLから無料でダウンロードできるので、ご自由にお使いください↓
(Canvaのファイルです。Canvaは登録無料。登録なしでもダウンロードはできると思います)
Step1で登録したジール就職エージェントとの面談日になったら、キャリアカウンセラーさんに今思っていること・悩んでいることを相談します。
Step2で書いた自己分析シート(なぐり書きの紙でOK)を元に、自分の方向性についてアドバイスをもらうといいですね。
また、今後の流れについてキャリアカウンセラーさんに聞き、どう動いていけばよいかも教えてもらいましょう。
気持ちの切り替えに時間がかかりそうなら
「”教員”→”就職”へ、すぐに気持ちを切り替えができない」
「とりあえず、今のモヤモヤの気持ちをしずめたい…」
という場合は、誰かに話を聞いてもらうことから始めましょう。
不安や悩みは誰かに聞いてもらうだけで、軽減します。 気持ちのデトックスをおこなって、次の道探しにステップアップしましょう。
とはいえ、友人や家族に相談しづらいこともありますよね。
特に、学費を払ってもらっている家族に「(教育実習いかせてもらったけど)やっぱり教員ならない」と伝えるのは勇気がいります。
そんなときにおすすめなのは電話相談サービス。
「知り合いじゃない人」だからこそ、相談しやすいこともあります。
しかも、聞き方のプロなので、あなたの気持ちのデトックスに上手く付き合ってくれて、気持ちが楽になりますよ。
初回無料部分があるので、ぜひ試してみて↓
電話相談【ココナラ】
教育実習で教員に向いていないと感じたならすぐに対策を取ろう!

教育実習で教員に向いていないと感じたら、
「どうして教育学部に入学したのだろう」
「教育実習のために費やした時間は無駄だったのでは」
と思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、落ち込む必要はありません。
教育実習という比較的早い段階で、自己理解を深めることができたのです。
教員に正規採用された後に「やっぱり向いていない」と気づく人も多いので、それと比べると、はるかに良いタイミングです。
私の好きな言葉に
「人生で変えられるのは、自分と未来だけ」
があります。(野口英雄の名言)
過去を悔やんでも何も生まれない。
今この瞬間から、自分らしい道を見つけるための一歩を踏み出して、「自分」と「未来」を変えていきましょう。
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