「教員にならないけど教育実習に行く」というあなたへ伝えたいこと

「教員にはならないんだけど、教育実習に行くのって後ろめたい…」
「実習先の先生に申し訳ない気持ちがある…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
教育実習に行くけれど教員にならない選択は、決して珍しいことではありません。
でも、「教員にならないのに教育実習に行ったら、なんだか悪い気がする…」という気持ちになってしまうこともありますよね。
この記事では、「(今のところ)教員にはなる予定はないけど教育実習に行く」という方向けに、以下のことを紹介します。
- 教育実習で引け目を感じる必要はないこと
- 教育実習で心がけてほしいこと
- 教員にならないけど教育実習へ行くあなたへ伝えたいこと
教育実習で得られる経験は、教職以外の道に進んでも大きな財産となります。
教員になるつもりがなくても、有意義な教育実習になるよう心構えを作っていきましょう。
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教育実習では「教員にならないこと」を引け目に感じる必要はないが…

「教育実習に行ったから絶対に教員にならないといけない」
そんな決まりは、どこにもありません。
教員になるもならないも、あなたの自由です。周りの人がどうこう言う問題ではありません。
実際、多くの学生が
「教育実習をやった経験を通じて、教員が自分に向いているのかを見極めたい」
という気持ちで実習に臨んでいます。
そのため、教員にならないことを引け目に感じる必要は、まったくありません。
「君は学校の先生になるのかな?」
と聞かれたのであれば、
「自分が教員に向いているのか・その資質があるのかを見極めるために教育実習に来ました」
と堂々と答えればよいのです。
ただし、教員になる予定のないあなたに、絶対にやってほしくないことがあります。
それは「テキトーに教育実習を受けること」です。
教育実習担当の先生は命を削っている

現場の教員は、超多忙なスケジュールの中で働いています。
日々、睡眠時間・メンタルを削りながら、業務をこなしているのです。
さらに、教育実習生の担当教員になると、負担は3割増し。
そんな中で、
「教員になる気はないし、大学卒業のために必要だから、めんどくさいけど来ました〜」
みたいな態度で実習に来られても、正直迷惑です。
失礼ですし、反感を買われて当然。
教員になる予定がないとしても、「テキトーに教育実習をする」ということは、絶対にしないでください。
教員にはならないけど教育実習へ行くあなたへ伝えたいこと

では、教員にならない場合、どのような態度・姿勢で教育実習に臨めばよいでしょうか。
それは「全力で子どもと向き合い、真摯に学び、今後の人生・生き方に活かす」ことです。
そのような姿勢で実習に臨めば、教職以外の道に進んでも、その経験は必ず活きてきます。
全力で目の前の子どもと向き合うことで、もしかしたら教職の道に興味が出るかもしれませんし、
直接教職の道ではなくても、子どもと関わる仕事に進みたいと感じるかもしれません。
また、教職に進まなくても、教育実習で学べる
- 人前で話す力
- 集団をまとめるスキル
- 授業を構成するスキル
- 子どもの心理への理解
- 時間管理能力
などの力は、どんな職業でも求められる重要なスキルです。
「あのときの教育実習があったから、今の私がある」
そう胸を張って言えるような実習にしてください。
そうすれば、指導してくださった先生方も、きっと報われるはずです。
まとめ:教員にならないとしても、全力・真摯・前向きに教育実習に臨もう

教員にならない予定で教育実習に行く場合の心構えについて紹介してきました。
まとめると、
- 教員にならないことを引け目に感じる必要はない
- 教育実習後の進路選択は自由
- 実習を通じた自己理解も重要な目的の一つ
- してはいけないこと
- 安易な気持ちでの実習参加
- テキトーな態度での実習
- 指導教員の負担への無理解
- 望ましい姿勢
- 全力で子どもと向き合う
- 真摯な学びの姿勢を持つ
- 将来に活かせる経験として捉える
教育実習は、教員になるかどうかに関わらず、貴重な学びの機会です。
指導教員の指導に感謝しながら、将来に活きる経験として、真剣に取り組んでいきましょう。
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