教育実習での児童生徒への手紙・メッセージカードの例文20

「教育実習が終わるけど、児童・生徒たちへどんなメッセージを書けばいいんだろう?」
「心に残る手紙を贈りたいけど、何を書いたらいいのか分からない…」
と悩んでいる教育実習生の方も多いのではないでしょうか。
教育実習での思い出の締めくくりとなる生徒たちへのメッセージ。
どのように書けば、感謝の気持ちをうまく伝えられるか不安になりますよね。
この記事では、教育実習で児童生徒に贈るメッセージカードや手紙の具体的な例文を、小学生・中学生・高校生向けに分けて紹介します。
- 教育実習での児童生徒へのメッセージカード例文
- 教育実習での児童生徒への手紙例文
- 教育実習でのクラスへの手紙例文
記事を読むことで、児童生徒との素敵な思い出をメッセージとして残すことができますよ。
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教育実習での児童生徒へのメッセージカード例文

メッセージカードに児童生徒へのメッセージを書く場合は、限られたスペースの中で、心に残る言葉を贈りましょう。
以下、校種別に例文を紹介していきます。
小学生向け
小学生向けのメッセージカードは、明るく温かみのある表現を心がけましょう。
漢字には適宜ふりがなをつけ、分かりやすい言葉で書くことがポイントです。
○○さんへ
いつも元気いっぱいで、授業中もたくさん手をあげてくれてありがとう。特に算数の時間、むずかしい問題にもチャレンジする姿勢がすてきでした。これからも、その好奇心を大切にしてください。
短い間でしたが、○○さんと出会えて本当によかったです。
教育実習生 ○○より
△△くんへ
休み時間、いつも僕に声をかけてくれてありがとう。△△くんの友だち思いの優しさに、たくさんのことを学びました。これからも、その優しい心を大切にしながら、いろんなことにチャレンジしていってね。
△△くんの成長を、心から応援しています。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
毎日笑顔で挨拶をしてくれて、ありがとう。図工の時間、お友達と協力して作品を作る姿がとても印象的でした。○○さんのやさしさと思いやりの心は、きっとまわりの人を幸せにする力になりますよ。
これからも、その素敵な心を大切にしてね。
教育実習生 ○○より
中学生向け
中学生は思春期真っ只中。
一人一人の個性や頑張りを具体的に認める言葉を入れるのがおすすめです。
○○さんへ
部活と勉強の両立で忙しい中、授業中はいつも真剣に取り組んでくれてありがとう。特に、英語の授業での○○さんの発言は、クラスメイトの良い刺激になっていましたよ。これからも、その向上心を大切に、夢に向かって頑張ってください。
実習期間中、たくさんの元気をもらいました。ありがとう。
教育実習生 ○○より
△△くんへ
最初は少し控えめだった△△くんが、徐々に積極的に発言してくれるようになり、とても嬉しかったです。特に、グループ活動でのリーダーシップには感心しました。これからも、その芯の強さを忘れずに、自分の道を歩んでいってください。
短い間でしたが、△△くんと出会えて本当によかったです。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
合唱コンクールの練習では、苦手な高音に何度も挑戦する○○さんの姿に感動しました。その諦めない気持ちは、きっと将来の○○さんの力になるはずです。たくさんの刺激をありがとう。
これからの○○さんの活躍を楽しみにしています。
教育実習生 ○○より
高校生向け
高校生には、より深い内容のメッセージを贈ることができます。
将来への期待や励ましの言葉を織り交ぜながら、一人の人間として向き合う姿勢で書きましょう。
○○さんへ
古典の授業での鋭い意見や、放課後の進路相談など、充実した時間を共に過ごすことができました。○○さんの知的好奇心の強さと、目標に向かって努力する姿勢に、私も多くの刺激を受けました。これからの人生で様々な選択に迷うこともあるかもしれませんが、自分の信じた道を歩んでいってください。
心からの応援を込めて。
教育実習生 ○○より
△△くんへ
文化祭の準備や委員会活動など、クラスを引っ張る△△くんの姿に感銘を受けました。同時に、周りの意見にも耳を傾ける柔軟な姿勢は、これからの社会でも大切な資質になるはずです。自分の可能性を信じて、大きな夢に向かって羽ばたいてください。
短い実習期間でしたが、かけがえのない思い出となりました。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
生物の実験レポートでの緻密な観察眼や、放課後の部活動での後輩への丁寧な指導など、○○さんの真摯な姿勢に感銘を受けました。その探究心と思いやりの心は、きっと将来大きな財産となるでしょう。
短い期間でしたが、多くのことを学ばせていただき、ありがとうございました。
教育実習生 ○○より
教育実習での児童生徒への手紙例文

メッセージカードよりも長い文章が書ける手紙では、より詳しく感謝の気持ちや励ましの言葉を伝えることができます。
ここでも、校種別に手紙の書き方文例を紹介します。
小学生向け
小学生への手紙は、具体的なエピソードを交えながら、温かい言葉で書きましょう。
「○○さんへ
この3週間、○○さんとたくさんの思い出ができて、とても嬉しく思います。
給食の時間に、苦手な野菜に挑戦する○○さんの姿を見て、私も頑張ろうと思いました。休み時間には、いつも元気に声をかけてくれて、本当にありがとう。
算数の授業では、最初は自信がなさそうでしたね。でも、諦めずに問題に取り組む○○さんの頑張りで、少しずつ解けるようになりましたね。その時の○○さんの笑顔が、今でも心に残っています。
これからも、その明るさと頑張る気持ちを大切に、楽しく学校生活を送ってください。○○さんの成長を、心から応援しています。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
○○さんへの感謝の気持ちを手紙に書かせていただきます。
体育の時間、跳び箱が怖くて最初は泣いていた○○さん。でも、少しずつ練習を重ねて、最後には笑顔で跳べるようになりましたね。その時の○○さんの達成感いっぱいの表情は、今でも私の宝物です。
図工の時間には、いつも素敵な発想で作品を作り、周りのお友達のお手本になっていましたね。○○さんの「やってみよう!」という気持ちは、きっとこれからも素晴らしい力になるはずです。
これからも、その前向きな気持ちを忘れずに、楽しく学校生活を送ってください。○○さんの笑顔が、もっともっと輝きますように。
教育実習生 ○○より
中学生向け
中学生への手紙は、生徒の成長を具体的に認めながら、将来への期待も込めて書きましょう。
○○さんへ
教育実習も終わりを迎え、○○さんに感謝の気持ちを伝えたくてこの手紙を書いています。
最初の授業で、緊張していた私に「先生、頑張ってください!」と声をかけてくれたことを覚えていますか?あの言葉のおかげで、私は自信を持って実習に臨むことができました。
数学の授業では、○○さんの「なぜそうなるのか」という鋭い質問に、私自身も学ぶことが多くありました。その探究心は、きっと将来の○○さんの大きな強みになるはずです。
部活動と勉強の両立は大変だと思いますが、日々コツコツと努力を重ねる○○さんなら、きっと乗り越えられると信じています。
これからも、その誠実な姿勢を大切に、自分の夢に向かって頑張ってください。心からの応援を込めて。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
3週間の実習を終えるにあたり、○○さんへの感謝を込めてこの手紙を書いています。
保健体育の授業で、苦手な種目にも一生懸命取り組む姿に、私は大きな感動を覚えました。特に、バレーボールの練習では、何度も壁打ちを繰り返し、確実にスキルアップしていく○○さんの姿勢から、多くのことを学ばせていただきました。
委員会活動では、みんなの意見をうまくまとめ、より良い方向へ導く○○さんのリーダーシップに感心しました。その調整力は、これからの人生でも大きな強みとなるはずです。
3年生として受験を控えた大切な時期かと思いますが、これまでの積み重ねを信じて、自分の道を歩んでいってください。○○さんの未来が、素晴らしいものとなることを願っています。
教育実習生 ○○より
高校生向け
高校生への手紙は、より深い洞察と励ましを込めて、一人の人間としての対話を心がけましょう。
○○さんへ
教育実習最後の日に、この3週間の感謝の気持ちを込めて手紙を書かせていただきます。
現代文の授業での○○さんの意見は、いつも新鮮な視点に満ちていて、クラスに新たな議論の展開をもたらしてくれました。特に、「羅生門」の討論では、登場人物の心理を深く掘り下げる○○さんの分析に、私も大きな学びを得ることができました。
進路について悩んでいる○○さんと放課後に話した時間も、私にとって貴重な経験となりました。夢に向かって努力する一方で、時には立ち止まって自分と向き合う姿勢は、とても大切なものだと思います。
これから先、人生には様々な選択や決断の場面が訪れることでしょう。そんな時は、○○さんの持つ深い思考力と誠実さを信じて、自分の道を歩んでいってください。
この実習期間で得た学びと感動を、私も大切な財産として、教師を目指す道を歩んでいきます。短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
教育実習生 ○○より
○○さんへ
教育実習の最終日に、この3週間の感謝を込めて手紙を書かせていただきます。
化学の実験では、常に正確なデータを取ろうとする真摯な姿勢と、グループのメンバーへの的確なアドバイスが印象的でした。その科学的な探究心と、周りへの気配りのバランスは、私も見習うべきものでした。
放課後に交わした部活動と進路の両立についての相談は、私にとっても貴重な学びとなりました。自分の可能性を信じながらも、現実的な視点も持ち合わせている○○さんの考え方に、深い感銘を受けました。
これからの人生では、時に悩み、立ち止まることもあるかもしれません。そんな時は、この3週間で見せてくれた探究心と思いやりの心を思い出してください。その姿勢は、きっと○○さんを正しい方向へ導いてくれるはずです。
短い期間でしたが、たくさんの学びをありがとうございました。○○さんの未来が、光輝くものとなることを願っています。
教育実習生 ○○より
教育実習でのクラスへの手紙例文

クラス全体への手紙は、一人一人への感謝と、クラス全体での思い出を織り交ぜながら書きましょう。
小学生向け
○○組のみなさんへ
3週間の教育実習も、今日で最後になりました。みなさんと過ごした毎日は、とても楽しく、たくさんの思い出ができました。
朝の会では、いつも元気な声であいさつをしてくれて、私も一日を気持ちよく始めることができました。算数や国語の授業では、みんなが一生懸命に考えて、たくさん手を挙げてくれましたね。
休み時間に一緒に遊んだ鬼ごっこや、給食の時間のおしゃべり、掃除の時間の協力する姿など、一つ一つが宝物です。
これからも、明るく元気な○○組のみんなで、楽しい学校生活を送ってください。みんなの成長を、心から応援しています。
教育実習生 ○○より
元気いっぱいの○○組のみなさんへ
3週間の実習も、今日で最後になってしまいました。みなさんと過ごした毎日は、キラキラと輝く宝物がいっぱいです。
理科の実験では、みんなで協力して観察したチョウの育ち方、音楽の時間に歌った「翼をください」など、一つ一つが心に残っています。
「先生、おはようございます!」という元気な声も、「分かりました!」と目を輝かせて発言してくれた瞬間も、全部が私の大切な思い出です。
これからも○○組のみんなで力を合わせて、素敵なクラスを作っていってくださいね。みんなの未来が、きらきらと輝きますように。
教育実習生 ○○より
中学生向け
○○組のみなさんへ
実習最終日を迎え、この3週間を振り返りながら手紙を書いています。
初めて教壇に立った日の緊張は今でも忘れられません。でも、みなさんが真剣に授業を聞いてくれて、積極的に発言してくれたおかげで、私も少しずつ自信を持つことができました。
体育祭の練習では、クラス全員が一つになって頑張る姿に感動しました。練習中の声かけや励まし合う様子から、○○組の絆の強さを感じることができました。
それぞれが夢や目標を持ち、日々努力を重ねているみなさんと過ごした時間は、私にとってかけがえのない財産となりました。
これからも一人一人が持つ個性を大切にしながら、素敵なクラスを作っていってください。みなさんの未来に、心からのエールを送ります。
教育実習生 ○○より
個性豊かな○○組のみなさんへ
実習もついに最終日を迎えました。
数学の授業での真剣なまなざし、英語でのグループワークでの活発な意見交換、昼休みの賑やかな教室の様子など、すべてが私の心に深く刻まれています。
特に印象に残っているのは、合唱コンクールの練習風景です。最初はバラバラだった音が、みんなの努力で少しずつ一つになっていく過程は、きっと皆さんにとっても貴重な経験になったのではないでしょうか。
部活動や委員会活動、そして勉強と、忙しい毎日を送るみなさんですが、この○○組での絆を大切に、充実した学校生活を送ってください。
みなさんと過ごした時間は、教師を目指す私にとって、かけがえのない財産となりました。心からの感謝を込めて。
教育実習生 ○○より
高校生向け
○○組のみなさんへ
3週間の教育実習を終えるにあたり、感謝の気持ちを込めてこの手紙を書かせていただきます。
文系・理系それぞれの進路を目指しながらも、クラスとして一体感のある○○組との出会いは、私にとって大きな学びとなりました。
授業では、みなさんの鋭い質問や深い考察に、私自身も新たな気づきを得ることができました。特に、ディスカッションでは、それぞれの視点から意見を出し合い、建設的な議論を展開してくれたことに感銘を受けました。
文化祭の準備期間中は、限られた時間の中で、クラス全員が協力して素晴らしい発表を作り上げる過程を間近で見させていただき、○○組の底力を実感しました。
これから受験や進路選択など、重要な岐路を迎えることと思います。しかし、この○○組での絆と経験を胸に、それぞれが志す道へと進んでいってください。
みなさんとの出会いは、教師を目指す私にとって、かけがえのない財産となりました。心からの感謝を込めて。
教育実習生 ○○より
好奇心あふれる○○組のみなさんへ
3週間の教育実習も今日で終わりです。
世界史の授業では、単なる暗記に終わらず、その時代の人々の思いや社会の構造にまで踏み込んで考察する姿勢に感銘を受けました。ディベートでは、相手の立場を理解した上で、論理的な反論を展開する力に驚かされました。
HR活動では、進路や将来について真摯に考え、互いの意見を尊重しながら議論を深める様子から、○○組の素晴らしさを実感することができました。
それぞれが自分の目標に向かって努力する一方で、クラスメイトへの思いやりを忘れない○○組の皆さん。その姿勢は、社会に出てからも必ず活きてくるはずです。
この実習期間で得た学びを胸に、私も教師という夢に向かって頑張ります。皆さんとの出会いに、心から感謝しています。
教育実習生 ○○より
まとめ:教育実習での児童生徒への手紙・メッセージカードが書けないなら例文を活用しよう

教育実習での児童生徒へのメッセージの書き方について紹介してきました。
まとめると、
- 小学生向けメッセージカードの書き方のポイント
- 明るく温かみのある表現を使う
- 漢字にはふりがなをつける
- 分かりやすい言葉で具体的に褒める
- 中学生向けメッセージカードの書き方のポイント
- 個性や頑張りを具体的に認める
- 成長を実感できる言葉を入れる
- 将来への期待を込める
- 高校生向けメッセージカードの書き方のポイント
- より深い内容で一人の人間として向き合う
- 知的な成長や人間性を認める
- 進路や将来への励ましを織り交ぜる
- 手紙作成のポイント
- 具体的なエピソードを入れる
- 授業や学校生活での印象的な場面を描写する
- 個人やクラス全体への感謝の気持ちを表現する
- 将来への期待や励ましの言葉を添える
- 心からの応援メッセージで締めくくる
メッセージを書く際は、児童生徒の発達段階に応じた表現を選び、具体的なエピソードを交えながら心のこもった言葉を贈るようにしましょう。
形式的な文章ではなく、一人一人との思い出や感謝の気持ちを丁寧に綴ることで、心に残るメッセージとなります。
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