【教育実習】内諾の電話マニュアル|かける時間帯やカンペ作り方も紹介

「教育実習のお願いの電話、どうすればいいんだろう…」
「何時頃にかければいいのかな」
と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
教育実習のお願い電話は緊張しますよね…。
私も電話が苦手で、手元にカンペを準備して教育実習先に電話をかけた記憶があります。
でも実は、ポイントさえおさえておけば、教育実習先への電話はそこまで恐れなくて大丈夫ですよ。
この記事では、教育実習の電話のかけ方や適切な時間帯について、具体例を交えて紹介します。
- 教育実習の電話をかける時間帯
- 電話のかけ方ポイント
- 電話のかけ方マニュアル&カンペの作り方
電話をかける際のカンペも用意していますので、ぜひ参考にしてください。
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①教育実習の基本事項
②教育実習事前説明会を受けて
③教育実習校探し
④教育実習校へ連絡
教育実習の内諾電話をかける時期・時間帯

まずは、教育実習の電話のかけ方の前に、電話をかける「時期」「時間帯」を知っておきましょう。
時期
教育実習の内諾をいただく電話は、
教育実習に行く1年前の4月末〜5月ごろ
にかけるのが一般的です。
つまり、大学4年生で教育実習に行く場合なら、大学3年の5月頃までに電話をする、ということ。
ただし、大学によって時期の指定されることもあるので、まずは教職課程の先生に確認しましょう。
時間
教育実習先に電話をかけるときには、担当の先生が取りやすい時間を狙ってかけるのがおすすめ。
結論から言うと、
- 午前:9時30〜11時ごろ
- 午後:13時30分〜14時30分ごろ
がつながりやすいです。
というのも、教育実習の依頼を引き受ける担当の先生は、「教務主任」や「教頭」になることが多いです。
担任の先生方が授業をしている間、教務主任・教頭は、職員室で電話番をしながら仕事をしています。

そのため、授業中の時間(図の赤の部分)を狙って電話をかけると、比較的つながりやすいです。
可能なら午前中(9:30〜11:00)にかけておき、もし繋がらなかった場合は、電話可能な時間を尋ねて、午後にもう一度チャレンジするのがよいでしょう。
教育実習の電話をかける前に準備しておくこと(カンペも作ろう)

電話をかける前に、以下の準備をしておきましょう。
話す内容をメモしてカンペを作っておく
電話は、緊張すると話さなければならない内容が飛んでしまうことがあります。
なので電話の前に、喋る内容をメモに書いておくことをおすすめします。
(メモに書いておけば、緊張しても伝え忘れることがなくなります)
「電話が苦手!緊張する!!」
という方は、以下の内容をメモしておくと、落ち着いて受け答えができるでしょう。
- 最初にしゃべる言葉
「もしもし、お忙しいところ失礼いたします。
◯◯大学△△学部□年の☆☆☆☆と申します。
教育実習の受け入れのお願いでお電話させていただきました。
教育実習のご担当の先生はいらっしゃいますでしょうか。」 - 実習希望時期
- 自分の連絡先
- 自分のスケジュール
→学校を訪問する場合に必要 - 母校の卒業年度
→「いつの卒業生ですか?」などと話題を振られることが多い - 教育実習の希望時期
- 担当希望教科
→中・高の教育実習の場合 - その他、質問事項など
カンペを作る際は、のちほど紹介する「教育実習の電話かけ方具体例」を見ると作りやすいでしょう。
また、電話で聞き取った内容もすばやくメモして書き留める必要があります。
ペンを片手に、メモしながら電話しましょう。
電話の環境を整える
電話をするときには、周りの環境を整えましょう。
大事な電話のときに、相手の声が聞き取りづらいと最悪です。
何度も「すみません。聞こえませんでした。もう一度お願いします。」と続けられると、かなり印象が悪くなります。
そのため、
- 静かな場所で
- メモが取りやすい場所で
- スマホの電波が安定している場所で
といった環境を探して、電話をかけるようにしましょう。
電話の話し方マナー
電話で話すときのマナーも確認しておきましょう。
- 明るくハキハキと
- 丁寧な言葉づかいで
- 緊張のあまり早口にならないように
- 棒読みNG・明るい口調で
- 電話を切る時は、相手が切ったのを確認してから切る
電話越しでもあなたの印象は相手に伝わります。
最低限のマナーを意識して、電話をかけましょう。
【教育実習】内諾の電話かけ方具体例(カンペ作りOK)

では、実際に教育実習先に電話をかけたときの会話例を紹介します。
こちらの具体例を見ながら、自分がどのように話をしたらいいのかイメージしてくださいね。
(そして、必要な部分はメモをしてカンペを作りましょう)
担当者につながった場合
「はい、○○小学校です」
もしもし、お忙しいところ失礼いたします。
◯◯大学△△学部□年の☆☆☆☆と申します。
教育実習の受け入れのお願いでお電話させていただきました。
教育実習のご担当の先生はいらっしゃいますでしょうか。
「少々お待ちください」
ーーーー担当者にかわるーーーーーー
「はい。お電話変わりました。教頭の◯◯です。」
お忙しいところ失礼いたします。
◯◯大学△△学部□学年の☆☆☆☆と申します。
次年度、令和◯年の教育実習を、ぜひ母校でさせていただきたく、お電話させていただきました。
「うちの卒業生なんですね。当時の担任の先生とか覚えていますか?」
はい。6年卒業のときの担任の先生は◯◯先生でした。
「あ〜、◯◯先生は去年までうちにいたんですが、今年から他の学校に異動してしまったんですよね。残念。まぁそれはよいとして、教育実習にあたって大学側から何か書類が郵送されたりしますか?」
いえ、一度◯◯小学校を訪問させていただき、そのときに内諾書等をお渡しできればと思っております。
ご都合のいい日があれば、その日に伺いたいのですが。
「それでは、◯月△日はどうでしょうか?」
(日程の打ち合わせをする)
では、◯月△日の16時に、伺わせていただきます。
お忙しい中ありがとうございました。失礼します。
(相手が電話を切ったのを確認してから、電話を切る)
担当者に繋がらなかった場合
「はい、○○小学校です」
もしもし、お忙しいところ失礼いたします。
◯◯大学△△学部□年の☆☆☆☆と申します。
教育実習の受け入れのお願いでお電話させていただきました。
教育実習のご担当の先生はいらっしゃいますでしょうか。
「少々お待ちください」
ーーーー担当者にかわるーーーーーー
「ただいま、担当の◯◯は席を外しております。」
わかりました。では、のちほどかけ直させていただきます。
◯◯先生は何時頃だとご都合がよさそうでしょうか。
「そうですね。◯時ごろだとつながるかと思います。」
ありがとうございます。では、◯時ごろにかけさせていただきます。
失礼いたします。
(相手が電話を切ったのを確認してから、電話を切る)
まとめ:教育実習の内諾電話は、準備をしてからかけよう

教育実習のお願いの電話について紹介してきました。
まとめると、
- 電話をかける時期・時間帯
- 時期:実習の1年前の4月末〜5月頃
- 時間:午前9時30分〜11時、午後13時30分〜14時30分が好ましい
(理由:教務主任・教頭が対応しやすい時間だから)
- 事前準備のポイント
- メモ(カンペ)の作成
- 静かな場所の確保
- 電話の話し方マナー
- 明るくはきはきと話す
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 早口を避ける
- 棒読みせず明るい口調で
- 相手が切ってから電話を切る
教育実習の電話は緊張するものですが、適切な準備と基本的なマナーを意識すれば問題なく対応できます。
大学の指示も確認しながら、落ち着いて電話をかけるようにしましょう。
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