教育実習で英語が話せなくて不安…|速攻で英語力を身につける方法

「教育実習の英語の授業、上手くできるかな…」
「英語力が足りないかも…」
と不安を感じている実習生も多いのではないでしょうか。
教育実習(中学校・高校)での英語の授業は、多くの場合「半分以上を英語で話す」ことになっています。
英語は得意だけど、普段から英語で喋り慣れていない方にとっては、不安も感じますよね…。
この記事では、教育実習で求められる英語力のレベルと、その力を効率的に身につける具体的な方法について解説します。
- 中学校・高校の英語授業に求められる英語力
- 教育実習に必要な英語力を最速で身につける方法
記事を読むことで、教育実習にはどのぐらいのレベルの英語力が必要で、どのようにすれば最速で英語力が身につくのかがわかるようになりますよ。
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中学校・高校の教育実習ではどれぐらい英語を話せる必要がある?

文部科学省は、英語教員の英語力向上に関して明確な目標1)を設定しています。
具体的には、すべての英語教員がCEFR B2レベル(英検準1級相当)以上を目指すことを掲げており、第2期教育振興基本計画では以下のような具体的な数値目標を設定していました。
- 中学校教員の50%以上
- 高等学校教員の75%以上
また、実際の教育現場における英語使用状況の調査結果2)によると、
- 中学校では約7割の学校が授業での発話の半分以上を英語で実施
- 高校では約4割の学校が授業での発話の半分以上を英語で実施
という状況が明らかになっています。
つまり、英検準1級相当の英語力があれば、教育実習での授業も安心して行えるということになります。
実際の教育実習では、これほどの英語力が求められない場合もありますが、将来教員として採用されることを考えると、CEFR B2レベル以上の英語力を身につけておくことが推奨されます。
教育実習の英語授業で必要な英語力を速攻で身につける方法

では、教育実習の英語授業で必要な英語力を、速攻で身につけるためにはどうしたらよいでしょうか。
ここでは、授業のための英語力を高める方法を3つ紹介します。
①クラスルーム・イングリッシュの習得
中学校・高校で英語の授業をするなら、まずはクラスルーム・イングリッシュをスムーズに使えるように練習しておきましょう。
授業開始時の表現
- Good morning/afternoon, everyone.
「みなさん、おはようございます/こんにちは」 - Let’s begin today’s class.
「今日の授業を始めましょう」 - How are you doing today?
「みなさん、調子はどうですか」 - Is everyone ready to start?
「みなさん、始める準備はできていますか」 - Please be quiet.
「静かにしてください」
教科書・ワークブックに関する指示
- Open your textbooks to page…
「教科書の〜ページを開いてください」 - Turn to page…
「〜ページを開いてください」 - Look at the picture on page…
「〜ページの図を見てください」 - Take out your workbooks.
「ワークブックを出してください」 - Write your answers in your notebooks.
「ノートに答えを書きなさい」
音読・発音練習の指示
- Repeat after me.
「私の後に続いて言ってください」 - Let’s practice pronunciation.
「発音の練習をしましょう」 - Can someone volunteer to read?
「誰か読んでくれる人はいませんか」 - Read in pairs.
「ペアで読みなさい」 - Read silently to yourselves.
「黙読してください」
活動中の指示・褒め言葉
- Work in pairs/groups.
「ペア/グループで活動してください」 - Raise your hand if you know the answer.
「答えがわかる人は手を挙げてください」 - Take turns.
「順番に行ってください」 - Good job!
「よくできました!」 - Excellent!
「素晴らしい!」
説明・確認
- Does anyone have any questions?
「質問はありませんか」 - Do you understand?
「わかりましたか」 - Let me explain this again.
「もう一度説明します」 - Is this clear?
「これは明確ですか」 - Can everyone see the board?
「黒板はみんな見えますか」
宿題・次回の予告
- Your homework is…
「宿題は〜です」 - Please submit your assignments next time.
「次回、課題を提出してください」 - We’ll continue this next time.
「これは次回続きをします」 - Don’t forget to review today’s lesson.
「今日の授業の復習を忘れないでください」 - That’s all for today.
「今日はここまでです」
これらの表現は、授業の基本的な流れを作る上で不可欠です。
まずはこれらの表現を完全に暗記し、自然に口から出てくるようになることを目指しましょう。
②教科書の予習と説明練習
「クラスルームイングリッシュ」と共に身につけておきたい知識は「自分の担当する単元や英文法」です。
すでに著名な先生方が、様々な単元の学習法(わかりやすい説明の仕方など)を研究して、書籍にしてくださっているので、先人の知恵を使わない手はないですね。
中学校であればこちら↓
高校であれば、こちらがおすすめです↓
③即興的な英会話力の強化
「どの授業でも使えるクラスルームイングリッシュ」と「自分の担当する単元の指導法」については、①と②で身につけられます。
あとは、英会話力を磨くのみです。
即興的な英会話力を身につけることができれば、
- 生徒からよくある質問への即答練習
- 授業進行中のトラブル対応練習
- シチュエーション別の対応練習
など、授業で扱う英語やALTの先生とのやりとりに困ることがなくなります。
しかし、この英会話力を身につけるのが大変なんですよね…。
仮に独学で英会話力を身につけようとしたら、以下のような課題に直面します。
- 発音やイントネーションが正しいかどうかの確認が難しい
- 実際の授業場面を想定した練習相手がいない
- 文法説明の適切さをチェックしてもらえない
- 予期せぬ質問への対応力を養う機会が限られる
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まとめ:教育実習の英語力UPは、今すぐ始めるのがおすすめ

教育実習での英語の授業に必要な英語力について紹介してきました。
まとめると、
- 教育実習に求められる英語力のレベル
- 文部科学省はCEFR B2レベル(英検準1級相当)を目指している
- 中学校では授業の半分以上を英語で行うことが一般的
- 高校では約4割の学校が授業の半分以上を英語で実施
- 効果的な英語力習得法3選
- ①基本的なクラスルーム・イングリッシュの完全習得
- ②担当単元の予習と説明練習(指導書・参考書にて)
- ③英会話力の強化
教育実習での英語の授業をするのは、不安かもしれませんが、事前の準備と練習により、必要な英語力を身につけておけば怖いものはありません。
また、今身につけておけば、教員採用試験でも優位に働きますし、教員になってからも授業で焦ることがなくなります。
教育実習に向けて、今すぐ英語力UPをはかっていきましょう。
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