教育実習の打ち上げ・飲み会のマナーや服装を徹底解説

「教育実習の打ち上げ、何を着ていけばいいんだろう?」
「先生との飲み会で気をつけたほうがいいマナーって何がある?」
と思っている教育実習生の方も多いのではないでしょうか。
長かった(?)教育実習も終わってから行われる「教育実習生おつかれ打ち上げ」。
嬉しい反面、どのように振る舞ったらいいのか悩みますよね。
この記事では、教育実習の打ち上げ・飲み会のときに気をつけるべき服装やマナーについて紹介します。
- 教育実習の打ち上げ・飲み会のときの服装
- 教育実習の飲み会で気をつけるべきマナー
記事を読むことで、教育実習の打ち上げで恥ずかしい思いをすることなく、飲み会を楽しむことができるようになりますよ。
教育実習の打ち上げ・飲み会の服装は?

教育実習の打ち上げ・飲み会と聞いて、最初に悩むのは「服装」ですよね。
もし、指導教官などに質問する時間があるのなら
「先生、今度の飲み会って、どんな格好でいったらいいですかね?スーツですか?」
と一言聞いておくと安心です。
ただ、飲み会のときの服装を聞き忘れたり、すでに実習が終わって聞けない状況だったりする人も多いことでしょう。
ここでは、どのような服装で飲み会に行けばよいのかを、パターン別に見ていきます。
教育実習の最終日にある場合
実習最終日に打ち上げ・飲み会がある場合は、そのままスーツで参加するのがおすすめ。
というのも、平日の飲み会の場合、勤務終了後そのまま会場に行く先生がほとんどだから。
周りがスーツ(もしくはオフィスファッション)なのに、自分だけ私服で参加するのは、ちょっと居心地悪いですよね…。
教育実習の最終日に飲み会がある場合は、そのままスーツで参加しましょう。
教育実習後の平日にある場合
教育実習後の平日に開催される場合も、できればスーツ(もしくはフォーマル風な服装)で参加することをおすすめします。
理由は先ほど同じ。
平日の飲み会は、勤務終了後にそのまま会場に行く先生が多いので、スーツ参加の先生が多いです。
そのため、スーツの先生方に囲まれた状態で自分だけカジュアルな服だと、居心地が悪いですよね…。
もしかしたら「え?スーツで来たの?私服でよかったのに〜」と言われるかもしれませんが、
「今日ボランティアにいってそのまま来たので!」
「大学で面接練習が会ったのでそのままスーツで来ました〜」
などとそれっぽく伝えてもいいですし、
「あぁ、やっぱり私服の方が良かったですかね?教育実習の習慣が抜けなくて…(笑) 」
などと返してもいいでしょう。
「飲み会なのにスーツで行くのはちょっと…」という方は、ジャケットを羽織って、ある程度フォーマルに見える服装にしていくとよいでしょう。
教育実習後の休日にある場合
休日開催の場合は、先生方は私服(オフィスカジュアル風)で参加します。
ちなみに、先生方の飲み会コーデはこんな感じです>>
そのため、こちらもスーツほど改まるのではなく、きれいめな私服で参加するのが良いでしょう。
心配なら、シャツ・ブラウスの上からジャケットやカーディガンを羽織っておけば、きれいめに見えます。
避けたいのは、
- 露出の多い服装
- ダメージ入りまくりのジーンズ
- スパンコールで目がチカチカする服
- アクセサリージャラジャラ
など、あまりにも目立ちすぎる服装は避けましょう。
(さすがにそういう服を着ていく人はいないと思いますが…)
休日であっても、教育実習の打ち上げは単なる友人との飲み会とは違うので、きれいめな服装を心がけましょう。
教育実習の打ち上げで気をつけるべきマナーは?

最近では、あまり飲み会のマナーを口うるさく言わなくなってきましたが、
飲み会に来る先生の中には、昔ながらのおっさn古き文化を大切にする年配の方がいることもあります。
そういう場合は、飲み会のマナーがなってないと、チクッと言われたり、あなたに対する評価が下がったりすることも…(教育実習の評価ではなく、あなた自身の評価という意味で)
飲み会の基本的なマナーを覚えておいて損はないので、一度確認しておきましょう。
始まる前のマナー
飲み会のマナーは、飲み会が始まる前からスタートします。
早めに到着する
飲み会での若手のマナーは、時間を守ることです。
具体的には以下の点に注意しましょう。
- 開始時刻の5〜10分前には必ず会場近くに到着する
- 到着したら、すぐには店内に入らず、外で待機する
- 他の先生方が到着されたら、あとから着いていくようにして一緒に入店する
- 万が一遅れそうな場合は、必ず連絡を入れる
出入り口に近い場所に座る
続いては、座る席についてです。
席が指定されている場合
教育実習生の打ち上げなので、教育実習生の席が指定されているかもしれません。
その場合は、指定された席に座りましょう。
席が指定されていない場合
席が指定されていない場合は、実習生(若手の先生)は出入り口に近い席に座るようにしましょう。
理由は以下の通り。
- ドリンクの注文や料理の受け渡しがしやすい
(他の先生のグラスが空いたら注文・空きグラスを店員に渡す・料理が来たら受取など) - 他の先生方の様子が見やすく、適切なタイミングでのサポートが可能
- 途中で席を立つ必要がある場合も、周りに迷惑をかけにくい
- 上座を避けることで、礼儀正しい印象を与えられる
また、飲み会中も以下のような役割を積極的に担いましょう。
- ドリンクの注文の取りまとめ
- 料理の取り分け補助
- お茶やお水の補充
- 使用済み食器の片付け
始まってから
さぁ、飲み会が始まりました。
飲み会マナーはここからが本番です。
乾杯は目上の人より低い位置で
乾杯のときのマナーは「目上の方のグラスより低い位置でグラスを合わせる」こと。
また、乾杯後は一気飲みを避け、2〜3口程度飲んでグラスを置くようにしましょう。
「今日は無礼講で!」の意味を取り違えないように
よく飲み会の時に「今日は無礼講で!」と言われることがありますが、この「無礼講」という言葉の意味を取り違えないようにしましょう。
無礼講というのは、「身分に関係なく楽しく飲もう」という趣旨で使われる言葉。
要は「楽しく飲もうね」というのを伝えるときの決まり文句のようなものです。
なので、本当に無礼な行為をしていいというわけではありません。
「無礼講」の言葉のイメージだけで
「タメ口でしゃべっていいんだ〜」
「大騒ぎしちゃおう!」
なんてことをやってはいけませんよ。
他の先生方が箸をつけてから食べ始める
乾杯が終わったからといって、一番に料理を食べ始めてはいけません。
他の先生が箸をつけ始めてから、自分も動くようにしましょう。
グラスが空いたら「何を飲まれますか?」と聞く
飲み会中は、話をしながらも、常に周りの先生方のグラスの進み具合をチェックしておきましょう。
そして、グラスが空いたら(もしくは1割ぐらいになったら)、すかさず
「何を飲まれますか?」
と聞きましょう。
瓶ビールを注ぐときには、ラベルが上向きになるようにしてから、泡だらけにならないように注意して注ぎましょう。
終わってから
教育実習の打ち上げ飲み会では、多くの場合先生方がおごってくれることでしょう。
その場合には、
- まずはその場で「ありがとうございます!」とお礼を言う
- 会計中は、先に外に出て待機する
- 先生方が出てこられたら、すぐに「ごちそうさまでした」とお礼を言う
というようにしましょう。
まとめ:教育実習後の打ち上げ・飲み会でも、服装やマナーに気をつけよう

教育実習の打ち上げのマナーと服装について紹介してきました。
まとめると、
- 打ち上げの服装
- 実習最終日の場合:そのままスーツで参加
- 平日開催の場合:スーツまたはフォーマル風な服装を推奨
- 休日開催の場合:きれいめな私服(オフィスカジュアル)が適切
・露出の多い服装や派手な服は避ける
・ジャケットやカーディガンの着用を推奨
- 飲み会での基本マナー
- 開始5-10分前には到着する
- できるだけ出入り口近くの席に着座
- 乾杯時は目上の人より低い位置でグラス
- グラスが空いたら飲み物を確認
- 「無礼講」でもタメ口は避ける
- ドリンクの注文や料理の配膳を積極的に手伝う
- 会計時は適切なお礼の言葉を述べる
教育実習の打ち上げは、実習後とはいえ気を抜かずに、適切な服装とマナーを心がけ、実りある時間を過ごしましょう。