【教育実習】事前打ち合わせの流れや面接で聞かれること徹底解説

「教育実習の事前打ち合わせって、具体的に何をするんだろう?」
「どんな準備をしていけばいいのかな」
と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
内諾書が郵送対応だった場合は、事前打ち合わせが初めての学校訪問となります。
…とはいえ、何を準備してどんなことを確認すればいいのか、迷ってしまいますよね。
この記事では、教育実習の事前打ち合わせの流れや準備物、確認すべきポイントについて詳しく解説します。
- 教育実習事前打ち合わせですること
- 事前打ち合わせの準備
- 事前打ち合わせの流れ
- 事前打ち合わせで聞かれること
- 事前打ち合わせで確認しておくべきこと
記事を読むことで、事前打ち合わせを余裕を持って乗り切れるようになりますよ。
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教育実習の事前打ち合わせって何するの?

教育実習の事前打ち合わせは、実習の2週間前までに行われることが多いです。
具体的には以下のようなことを行います。
- 実習に必要な書類の提出と確認
- 実習担当の先生との顔合わせ
- 実習期間中の基本的なルールの確認
- 授業実習の予定や担当教科の相談
- 学校施設の案内
わからないことがあった場合は必ずその場で質問し、確認するようにしましょう。
教育実習の事前打ち合わせの前に準備するもの

教育実習打ち合わせは、事前準備が9割です。
どのような準備をすればよいかを確認しておきましょう。
必要な書類
事前打ち合わせには、大学から指定された書類を漏れなく準備する必要があります。
一般的に必要な書類は以下の通りです。
※大学によって異なるので、必ずご自身で確認してください
- 教育実習調査票
- 実習日誌
- 健康診断書
- 実習同意書
- 誓約書
- その他大学指定の書類
これらの書類は事前に大学で受け取り、必要事項を記入しておきましょう。
押印が必要な書類があることもあるので、早めに確認して準備するのが大切です。
服装と持ち物の準備
事前打ち合わせは、実習生としてふさわしい服装を心がけましょう。
- スーツ着用(清潔感のある濃紺や黒)
- 清潔な白いワイシャツ
- 清潔感のある髪型
教育実習生としてふさわしい服装・身だしなみについてはこちらの記事で確認↓

また、以下の持ち物を準備しておきましょう。
- 筆記用具
- メモ帳
- 提出書類一式
- 手帳(スケジュール確認用)
- 上履き(校内が上履き制の場合)
こちらの教育実習持ち物完全ガイドで紹介している「持ち物チェックリスト」を紙に印刷して持っていくと便利ですよ↓(無料ダウンロードできます)

自己紹介・抱負
教育実習事前打ち合わせでは、自己紹介や教育実習の目標・抱負などを聞かれることがあります。
その場の思いつきでしゃべるのではなく、あらかじめ考えておくとスムーズに受け答えができますよ。
- 氏名、大学名、学部学科
- 教員採用試験の受験予定地域
- 教職を目指した理由
- 実習での目標や抱負
特に抱負については、具体的かつ実現可能な目標を設定して、やる気が伝わるようにしましょう。
教育実習の目標・抱負の立て方・例文はこちらの記事で確認しましょう↓

やりたい授業などの希望があれば考えておく
基本的には、担当する学年や学級は実習校から指定されますが、事前に担当したい授業や単元について、ある程度の案や希望を持っておくと良いでしょう。
以下の点を考えておきます。
- 得意な教科や単元
- これまでの学習で興味を持った指導方法
- 可能であれば、簡単な授業アイデア
ただし、必ずしも希望通りになるとは限らないため、柔軟な姿勢で臨むことが大切です。
教育実習の事前打ち合わせの流れ

事前打ち合わせは、以下のような順序で進められます。
まず、大学から預かってきた書類一式を提出します。書類の確認と共に、全体での顔合わせや実習期間中の基本的な注意事項などの説明を受けます。
担当の先生方に対して自己紹介を行います。この際、教職への意欲や実習への意気込みなども合わせて伝えます。
教科ごとに担当する授業や単元について打ち合わせを行い相談します。実習期間中の時間割や、具体的な授業実践の進め方などについても確認します。
最後に、実習で使用する教室や職員室、その他の施設を案内してもらいます。通勤経路や駐車場の確認もここで行います。
教育実習の事前打ち合わせで聞かれること

事前打ち合わせでは、主に以下のような質問を受けることが多いです。
自己紹介関連
- 教職を目指したきっかけ
- 大学でどんな学びをしてきたか
- 部活動や課外活動の経験
- (母校の場合)担任の先生は誰だったか
意気込み
- 実習での目標
- 特に学びたいこと
- 児童・生徒とどのように関わりたいか
授業関連
- 得意・専門教科
- やってみたい授業のアイデア
- これまでの教育実践経験
これらの質問には、具体的かつ簡潔に答えられるよう、事前に準備しておくことをお勧めします。
教育実習の事前打ち合わせで確認しておくべきこと

スムーズな実習開始のため、以下の項目は必ず確認しておきましょう。
- 担当するクラス
- 担当する学年とクラス
- 生徒数や特別な配慮が必要な生徒の有無
- 授業の範囲
- 担当する教科と単元
- 使用する教科書やワークブック
- 授業実施の時期と回数
- 持ち物・服装
- 日々の持ち物リスト
- 体育や特別活動での服装
- 上履きの規定
- 給食費などの諸経費
- 給食費の金額と支払方法
- その他必要な費用の有無
- 支払いのタイミング
- 交通手段・駐車場
- 通勤経路の確認
- 公共交通機関の利用可否
- 自家用車や自転車使用の場合の駐車・駐輪場所
- 通勤時の注意事項
その場でメモを取り、後から確認できるようにしておきましょう。
まとめ:教育実習打ち合わせは、準備をすれば大丈夫!

教育実習の事前打ち合わせについて紹介してきました。
まとめると、
- 事前打ち合わせですること
- 必要書類の提出確認
- 担当教員との顔合わせ
- 基本ルールの確認
- 授業実習の打ち合わせ
- 施設案内
- 準備するもの(大学によって異なるので要確認)
- 書類関連
- 教育実習調査票
- 実習日誌
- 健康診断書
- 実習同意書
- 誓約書
- 服装と持ち物
- スーツ
- 筆記用具
- メモ帳・手帳
- 上履き(必要な場合)
- 事前に準備しておく内容
- 自己紹介と抱負
- 基本情報(氏名、大学名等)
- 教職志望理由
- 具体的な実習目標
- 希望する授業案
- 得意な教科・単元
- 指導方法のアイデア
- 打ち合わせで確認すべきこと
- 担当クラスの詳細
- 授業実習の具体的内容
- 持ち物・服装規定
- 諸経費の詳細
- 通勤方法と諸注意
教育実習の事前打ち合わせは、実習校の先生方と顔合わせをする最初の場となります。
第一印象を大切にし、実習生としての心構えをしっかりと示しましょう。
カテゴリ「教育実習前」には、以下の記事があります。
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- お金の準備
- 教育実習事前打ち合わせの準備
- 教育実習事前打ち合わせの流れ【←本記事】
- 教育実習の抱負・目標
- 指導案の準備
- メンタル面・心構え