教育実習の髪型完全ガイド|男女別に色・パーマなど徹底解説

「教育実習の髪型はどうすればいいんだろう?」
「男女ごとに気をつけることは何かな?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
教育実習には、教育実習生としてふさわしい身なりで参加しなければなりませんが、具体的にどのような髪型をしたらいいのか悩みますよね。
実は、教育実習での髪型は、男女ごとに気をつけるべきポイントが異なります。
この記事では、教育実習に適した髪型について、男女別に詳しいポイントを紹介します。
- 教育実習の基本の髪型について
- 【男性】教育実習の髪型で気をつけるべきこと
- 【女性】教育実習の髪型で気をつけるべきこと
記事を読むことで、教育実習で好印象を与えられる髪型のポイントをしっかり押さえることができますよ。
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教育実習の基本の髪型について(男女共通)

教育実習生の髪型では、「清潔感」と「信頼感」が大切です。
教育実習では、外見を含む「教師としての適性」を見られます。
そのため、あまりにも奇抜な髪型で参加してしまうと、指導の対象となってしまうことがあります。
基本的な心構えとして、就職活動と同じように、清潔感のある髪型を心がけましょう。
子どもの集中力を見出したり、保護者からへ不信感を与えるような「派手な髪型」「個性的すぎるスタイル」は避けるべきです。
特に気をつけたいのが、「校則・ルールとの整合性」。
多くの学校では、児童生徒に対して髪型の規則を設けています。(特に中学校以上)
教育実習生として指導する立場になるわけなので、自分自身が校則に反するような髪型では説得力に欠けてしまいます。
また、指導してくださる先生からの信頼を得るためにも、清潔で誠実な印象を与える髪型を選ぶことが重要です。
【男性】教育実習の髪型で気をつけるべきこと

〈男性〉髪型
男性の教育実習生に求められる髪型は、基本的に就職活動と同じです。
特に重要なのは、「長さ」と「スタイル」。
髪の長さについては、以下の3点を守るようにしましょう。
- 前髪が眉毛にかからない
- 横髪が耳に被らない
- 後ろ髪がシャツの襟に触れない
また、「段差の激しいツーブロック」「剃り込み」など、相手に威圧的な印象を与える可能性があるスタイルは避けたほうがよいです。
(第一印象で「この先生、ちょっと怖そうで喋りにくそうだな…」と思われると、損してしまいます)
学校現場では、児童生徒の見本となるような印象の髪型がよいので、清潔感があり、かつ指導者としてふさわしい髪型を心がけましょう。
〈男性〉色
髪の色は、基本的には黒です。
教育現場はまだまだ「保守的な環境」です。
そのため、茶髪などの染髪は「不真面目」という印象を与えかねません。
また、多くの学校では校則でカラーリングを禁止しており、派手に髪を染めた状態で生徒指導を行うのは、説得力に書けます。
どうしても黒染めができない特別な事情がある場合は、できるだけ地毛に近い暗めの色を選択しましょう。
メッシュはNGです。
〈男性〉パーマ
パーマについては、完全な禁止ではありませんが、基本的には控えたほうがよいでしょう。
現在パーマがかかっていて、実習までに直すことが難しい場合は、
- できるだけボリュームを抑える
- 整髪料を使ってスタイル感を押さえる
- 自然な印象を心がける
などの対策を取るようにしましょう。
〈男性〉ワックスなどの整髪料
ワックスなどの整髪料については、
- 整髪料なしでも清潔感が保てるなら、使用する必要なし
- 整髪料なしだと夕方には髪型がぐちゃぐちゃになってしまう場合は、適度に使用する。
という基準で使用するとよいでしょう。
(個人的には、学校は埃っぽく(掃除時間にもほこりがめっちゃ舞う)、ワックスを付けていたら髪がホコリだらけになってしまうので、非推奨です。私も大学時代はワックス使っていましたが、教育実習・教員になってからはワックス不使用派になりました)
ワックスなどの整髪料を使用する際は、以下のことに気をつけましょう。
- 整髪料の目的は清潔感を保つこと。スタイリングを楽しむためではない。
- 使用量は控えめに。
- 匂いがするものは避けて無香料のものを使う
- べたつきや濡れ感の強いものは避ける
整髪料の使いすぎは、「チャラチャラしている」「不真面目」という印象を与える可能性があります。
また、子どもは匂いに敏感で、人によっては匂いで集中力が劇的に下がる子も…。
もし使うのであれば「無香料」「ベタつきが少ないもの」「少量使用」を心がけてください。
男性の望ましい髪型例
教育実習時の男性の望ましい髪型例としては、以下のような髪型が挙げられます。
短髪・ベリーショート

ショート

ミディアム

【女性】教育実習の髪型で気をつけるべきこと

〈女性〉髪型
女性の教育実習生の髪型も、基本的には就職活動と同じように清潔感のある髪型が求められます。
長さについては比較的自由度がありますが、いくつか注意点があります。
- 前髪は目にかからないようにする
- 長髪の場合は、ゴムで束ねる
- ゴムは黒、紺、茶色などの落ち着いた色を選ぶ
- 飾りのついていないシンプルなものを使用する
体育の時間に「髪は必ずゴムで結ぶこと」と指導する学校がほとんどです。
「先生(教育実習生)が結んでないのに、なんで私達が結ばないといけないの?」と不平不満を感じる子は一定数いるので、長髪の場合はゴムで必ず束ねましょう。
また、以下のようなヘアアレンジは基本的にNGなので、やらないようにしましょう。
- 派手なバレッタやクリップの使用
- おくれ毛を意図的に出すヘアアレンジ
- 凝った髪型やアレンジ
〈女性〉色
女性も男性同様、髪の色は基本的に黒です。
教育現場ではまだまだ「保守的な環境」です。
そのため、茶髪などは「不真面目」という印象を与える可能性があります。
また、多くの学校では校則でカラーリングを禁止しており、派手に髪を染めた状態で生徒指導を行うのは、説得力に書けます。
やむを得ない事情で染める場合は、できるだけ地毛に近い暗めの色を選ぶようにしましょう。
(メッシュはNG)
〈女性〉パーマ
パーマについては、完全な禁止ではありませんが、基本的には控えめにしましょう。
特に注意すべきなのは、強すぎるウェーブやカールです。
派手な印象を与え、マイナスに捉えられる可能性があります。
現在パーマがかかっていて直せない場合は、お団子などにまとめて対応しましょう。
〈女性〉ワックスなどの整髪料
整髪料をつけずに清潔感を保てるのであれば、使用する必要はありません。
特に、長い髪の場合は、基本ゴムで束ねることになるので整髪料は不要です。
もし、頭頂部の跳ねが気になる場合は、浮き毛対策用のスティックタイプのポイントワックスを使って抑えるとよいでしょう。

短い髪で、髪が乱れやすい場合は、適度に使ってまとめるようにしましょう。
整髪料を使用するときに注意したいのが「香り」です。
女性用の整髪料は香りがついているものが多いですが、子どもの中には「匂い」に強く反応する子もいるため、香り付きの整髪料は避けたほうが良いです。
無香料のものを選ぶようにしましょう。
女性の望ましい髪型例
教育実習時の女性の望ましい髪型例としては、以下のような髪型が挙げられます。
ショート

ミディアム〜ロング(結ぶ)


まとめ:教育実習時の髪型は、「清潔感」と「信頼感」が大事

教育実習での髪型について紹介してきました。
まとめると、
- 男性の注意点
- 長さ:前髪は眉上、横髪は耳出し、後ろ髪は襟に触れない
- 色:黒髪基本、カラーリング不可
- パーマ:原則避ける
- 整髪料:必要最小限、無香料を使用
- 女性の注意点
- 長さ:前髪は目にかからない、長髪は束ねる
- ゴム:黒・紺・茶の落ち着いた色
- 色:黒髪基本、カラーリング不可
- アレンジ:派手な装飾品は避け、シンプルに
教育実習は教師としての適性も評価される機会です。
児童・生徒の見本となれるよう、清潔で誠実な印象の髪型を心がけましょう。
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