教育実習中のスケジュール|全日程&一日の流れを確認しよう

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「教育実習中は具体的にどんなスケジュールで進んでいくんだろう?」
「1日のスケジュールを詳しく知りたい」

と思っている教育実習生の方も多いのではないでしょうか。

初めての教育実習。何をすればいいのか、どんなスケジュールで動けばいいのか、わからないことだらけですよね。

実は、教育実習中の過ごし方は、実習期間や配属される学校によって異なりますが、基本的な流れやスケジュールというものが存在します。

この記事では、教育実習中の全体的なスケジュールから1日の具体的な流れまで、詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • 教育実習全スケジュール
  • 教育実習中の1日のスケジュール
  • スケジュールでよくある質問

記事を読むことで、教育実習中の過ごし方がイメージでき、より充実した実習期間を過ごすための準備ができるようになりますよ。

目次

教育実習中の全スケジュールは?

教育実習期間中の全体的なスケジュールについて解説します。

実習期間は取得する免許によって2週間から4週間まで様々ですが、基本的な流れは共通しています。

まずは全体の流れを確認していきましょう。

基本スケジュール

教育実習の基本的なスケジュールは、大きく分けて「初日」「序盤」「中盤」「終盤」「最終日」の5つの期間に分けることができます。

教育実習基本スケジュール

それぞれの期間でどのような活動を行うのか、詳しく見ていきましょう。

初日

教育実習スケジュール「初日」

初日は、実習校への挨拶と校内見学が中心となります。

特に大事(大変?)なのは「あいさつ」。

学校によっては、

  • 職員室でのあいさつ
  • 全校集会でのあいさつ
  • 担当クラスでのあいさつ
  • 学級通信でのあいさつ・自己紹介

といったように、何度もあいさつをさせられることになるでしょう。

初日は、多くの児童生徒・先生方と出会います。なるべくはやく顔や名前を覚えて、関係づくりを行っていきましょう。

教育実習のあいさつ・自己紹介文例はこちらで紹介しています↓

序盤

教育実習スケジュール「序盤」

教育実習の序盤は、学校生活の基本的な流れを理解する期間です。

以下のような活動・観察をメインで行います。

  • いろんな先生の授業を見学する
  • 休み時間に児童生徒と関わる
  • 朝の会・帰りの会(ホームルーム)の進行
  • 宿題・プリントの丸付け
  • 給食指導の補助
  • 掃除指導の補助

まずは、いろんな先生の授業を見学して、児童生徒とどのように関わって授業を進めたら良いのかを学びます。

また、「宿題丸付け」「給食・掃除指導」「朝の会・帰りの会」など、先生の補助的な役割を担うことで、教員の仕事の一部を体験することも多いです。

中盤

教育実習スケジュール「中盤」

中盤になると、いよいよ授業が始まります。

序盤で行っていた活動に付け加え、

  • 指導案の作成(略案:簡略化された形式の指導案)
  • 模擬授業の実施(放課後)
  • 授業実践
  • 授業後の反省・事後指導

などをして、実際に授業を行います。

終盤

教育実習スケジュール「終盤」

終盤では、いよいよ研究授業(査定授業)に向けた準備と実践が行われます。

教育実習で最も忙しいのはこの時期です。

  • 指導案の作成(細案:詳細な指導案)
  • 教材研究と教具の準備
  • 模擬授業の実施
  • 研究授業(査定授業)の実施

査定授業は、大学の先生や、実習校の様々な先生が見に来るので緊張するかもしれませんが、頑張ってください。

最終日

教育実習スケジュール「最終日」

最終日は、お世話になった先生方やクラスの児童生徒たちへのお礼のあいさつが中心となります。

最終日の教育実習のあいさつ・自己紹介文例はこちら>>

2週間実習の場合

2週間実習は、主に短期大学や、小学校の2種免許を取得する場合に多く見られる実習形態です。

短い期間で効率的に実習を行う必要があるため、以下のようなスケジュールで進められます。

教育実習スケジュール例:2週間の場合

1週目
・月曜日〜水曜日:授業見学、学級活動の補助
・金曜日〜:略案での授業実践

2週目
・月曜日〜火曜日:略案での授業実践
・水〜木:研究授業の準備、研究授業
・金曜日:あいさつ、お別れ会

3週間実習の場合

教育実習スケジュール例:3週間の場合

3週間実習は、多くの教職課程で採用されている標準的な実習期間です。以下のような流れで進められます:

1週目
授業見学、学級活動の補助

2週目
授業実践開始
(この期間で1〜2回ほど授業をすることが多いです)

3週目
・月〜木:研究授業の準備、研究授業
(この期間に1回授業をすることもあります)
・金曜日:あいさつ、お別れ会

4週間実習の場合

教育実習スケジュール例:4週間の場合

4週間実習は、小学校実習の最も長い実習期間です。

1週目
授業見学、学級活動の補助

2週目〜3週目
授業実践開始
(この期間で2〜3回ほど授業をすることが多いです)

4週目
・月〜木:研究授業の準備、研究授業
・金曜日:あいさつ、お別れ会

教育実習中の1日のスケジュールは?

午前中のスケジュール例

教育実習生の1日は、一般的に以下のような流れで始まります。

8:00:登校

朝は8時ごろの登校する学校が多いです。

登校(通勤)したら、まずはその日のスケジュール確認しましょう。

そして、教室や校門に行き、朝のあいさつをしながら子どもたちを迎えるのが一般的です。

8:15:朝の会

8時15分ぐらいになったら、朝の会が始まります。(学校によって、時間は異なります)

クラスに入って、朝の会がどのように進んでいくのかを見ることが多いでしょう。

教育実習の日数が経ったら、朝の会の進行を任されることも多いです。

8:30〜12:15:授業(1〜4時間目)

午前中は4時間授業がある学校が多いです。

教育実習生は主に、

  • 担任の先生の授業観察
  • 他の先生の授業観察
  • 教材研究・指導案作成時間
  • 授業補助
  • 授業

などをして過ごします。

12:15〜13:00:給食

児童生徒の給食準備を手伝ったり、指導をしたりします。

午後のスケジュール例

午後のスケジュールは以下のような流れとなります。

13:00〜14:00:昼休み・掃除

昼休みになったら、子どもたちと力いっぱい遊びます。
(小学校の場合)

そのため、午前中スーツで過ごしているのであれば、昼休みにはジャージ・運動しやすい服装に着替えましょう。

昼休み後に掃除です。

先生や教育実習生が一生懸命掃除をするクラスは、子どもたちも自然と掃除をする子たちに育ちます。

率先して、隅々まできれいにする姿を子どもたちに見せましょう。

14:05〜15:35:5・6時間目

午後の授業です。

教育実習生は主に、

  • 担任の先生の授業観察
  • 他の先生の授業観察
  • 教材研究・指導案作成時間
  • 授業補助
  • 授業

などをして過ごします。

15:40〜16:00:帰りの会

6時間目まで終わったら、帰りの会をして子どもたちは帰ります。

朝の会と同様、帰りの会も任される可能性が高いので、担任の先生の進め方をしっかり観察しておきましょう。

16:10〜放課後の作業

放課後は、教育実習関連の作業時間が確保できる場合が多いです。

  • 教材研究
  • 指導案作成
  • 模擬授業
  • 教育実習日誌書き

17:00以降:下校(退勤)

その日の作業が終わったら、教育実習の1日が終わります。

教育実習のスケジュールでよくある質問

実習中はいつ指導案を作成すればよいですか?

基本的に放課後の時間を使って作成します。

必要に応じて空き時間や自宅でも作成します。

部活動指導は毎日必要ですか?

学校や実習時期によって異なります。担当教員と相談の上、無理のない範囲で参加しましょう。

実習日誌はいつ書けばよいですか?

その日のうちに記入することが基本です。放課後の時間を使って作成します。

まとめ:教育実習のスケジュールを知り、計画的に行動しよう

教育実習のスケジュールは、実習期間によって異なりますが、基本的な流れは共通しています。

  • 初日から序盤は学校の雰囲気に慣れることが重要
  • 中盤は授業実践が始まり、徐々に担当授業が増えていく
  • 終盤は研究授業の準備で最も忙しい時期となる
  • 1日のスケジュールは早朝から夕方まで充実した内容

充実した実習期間を過ごすためには、事前に基本的なスケジュールを把握し、計画的に準備を進めることが大切です。

紹介したスケジュールを参考に、余裕を持った実習計画を立てましょう。

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