教育実習のときに定期券は買える？購入方法3ステップと注意点

「教育実習の定期券って買えるの？」
「2週間の実習だけど、2週間だけの定期券ってあるのかな？」

と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

教育実習先への通学費用は意外とかさむので、できれば定期券を使って節約したいところですよね。

実は、教育実習期間中も専用の通学定期券を購入することができますが、手続きには時間がかかったり、いくつかの注意点があったりします。

この記事では、教育実習用の定期券購入方法と、購入の際の注意点について詳しく解説します。

記事を読むことで、実習期間中の定期券の買い方がわかるようになりますよ。

教育実習のときも定期券は買える

多くの場合、教育実習中の定期券を購入することはできます。

しかし、以下の点に注意が必要です。

• 一般的な定期券とは購入方法がちがう
• 教育実習の期間によっては定期券の方が損する可能性がある

教育実習の定期券の基本事項について確認していきましょう。

大学から通学証明書が発行されるなら買える

教育実習期間中の定期券は、大学が発行する「実習用通学証明書」があれば購入可能です。

この証明書を、指定された窓口に提示することで、「実習用の定期券」を購入できるようになります。

ただし、この「実習用通学証明書」を取るのに、約1ヶ月ほどかかるので注意が必要です。

教育実習直前に「定期券を買おう」と思っても、間に合わないので、早めに申請することが大切です。
（申請の仕方・定期券の買い方はのちほど紹介します）

定期券は最低1ヶ月からの購入

教育実習の定期券を買うときに、気をつけなければならないことがもう1つあります。

それは、定期券は1ヶ月〜しか買えないということ。

定期券の購入期間は以下の3種類となっています。

• 1ヶ月
• 3ヶ月
• 6ヶ月

つまり、中学校・高校での教育実習（2〜3週間）の場合、定期券を購入したとしても、元を取ることができず割高になってしまう可能性があります。

その場合は、定期券を購入するよりも、「都度、乗車券を購入」「回数券の購入」の方がお得になるケースがあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

教育実習のときの定期券買い方3ステップ

では、教育実習の定期券買い方を3ステップで解説します。

STEP1：実習用通学証明書の申請をする

まずは、大学の学生支援課へ行き、「実習用通学証明書」の申請を行います。

このとき、注意しなければならないのは、申請に時間がかかること。

実習用通学証明書は、「大学→各鉄道機関→大学」へ送られて承認を受けます。

その間、約1ヶ月ほどかかるので、最低でも教育実習にいく1か月以上前には、申請手続きを済ませて置かなければなりません。

申請が送れないよう、早めに行動をしましょう。

STEP2：大学からの連絡を待つ

大学の学生支援課に行き、申請手続きを終えたら、大学からの連絡を待ちます。

「大学→各鉄道期間→大学」の順に書類が渡り、通学証明書が送られてきます。

通学証明書が大学に届いたら、あなたの元へ連絡が来るので、実習用通学証明書を受け取りに行きましょう。

受け取ったら次のステップへ進みます。

STEP3：定期券を購入する

実習用通学証明書を受け取ったら、指定された窓口へ行きます。

窓口で「実習用通学証明書」と「学生証」を提示すれば、教育実習の定期券を購入することができますよ。

教育実習の定期券によくある質問

まとめ：教育実習の定期券を買うなら、遅くても1ヶ月前には申請を済ませよう

教育実習の定期券に関する情報について紹介してきました。

まとめると、

• 定期券購入には大学発行の「実習用通学証明書」が必要
• 最短でも1ヶ月単位での購入となる
  （2〜3週間の実習の場合、定期券が割高になる可能性あり）
• 証明書発行に約1ヶ月かかる
• 短期間の実習では回数券や都度払いの方が経済的な場合も
• 購入手順
  • 1.大学の学生支援課で手続きをする（実習1ヶ月以上前）
  • 2. 証明書発行を待つ（大学→鉄道機関→大学）
  • 3. 指定の窓口で定期券を購入

教育実習の定期券購入には時間がかかるため、早めの準備が重要です。

また、実習期間が短い場合は、定期券以外の交通手段も検討するようにしましょう。