【保存版】教育実習とは?申し込みの流れ完全ガイド

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【保存版】教育実習とは?申し込みの流れ完全ガイド
教育実習完全ガイド6ステップ

当ブログでは、教育実習の悩みをSTEP1〜6で解決できます。

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ぜひ参考にしてみてください。

このページでは、「教育実習申し込みの流れ」を、初めての人でも大丈夫なようにわかりやすく丁寧に紹介しています。

詳しく知りたい人向けに、「関連記事(あわせて読みたい)」も準備しているので、ポチポチタップしながら理解を深めていってくださいね。

今すぐ、知りたい情報だけササッと確認したい方は、以下の項目をクリック(タップ)してください↓

それでは、順番に見ていきましょう。

目次

【申込流れ①】教育実習とは?まずは基本事項を確認しよう

【申込流れ①】教育実習とは?まずは基本事項を確認しよう

教育実習とは、教員免許状の取得を目指す大学生(もしくは社会人)が、実際の学校現場で教育活動を体験する実習のことを言います。

取得する免許や実習先によって内容は変わりますが、基本的には以下のことを体験します。

  • 授業見学:現職教員の授業観察
  • 授業実践:教材研究を行い、授業を実践
  • 学級経営:朝の会や帰りの会の運営、給食指導ほか
  • 校務体験:事務作業の補助など

では、「いつ」「どれぐらいの期間」「何回行くのか」などについても確認していきましょう。

いつ行くの?

教育実習にいく時期は、

  • 大学の種類(大学・短期大学)
  • 学部(教育学部・それ以外)

などによって異なります。

一般的には、

  • 大学(教育学部):3年次に主免実習、4年次に副免実習
  • 大学(教育学部以外):原則4年次
  • 短期大学:原則2年次

のケースが多いです。

また、実習に行く月は、「5〜6月」「9〜10月」の時期が一般的です。

教育実習に行く時期について詳しく知りたい方は、教育実習はいつある?の記事をご覧ください↓

どれぐらいの期間行くの?

教育実習に行く期間は、取りたい免許・学校種別に異なります。

一般的には以下の期間行くことになっています。

  • 幼稚園:4週間(20日間)
  • 小学校:4週間(20日間)
  • 中学校:3週間(15日間)
  • 高校:2週間(10日間)
  • 中高免許同時取得:3〜4週間
  • 特別支援学校:2週間(10日間)
  • 養護教諭:3週間(15日間)

教育実習にどれぐらい行けばいいのかは、教育実習の期間は何週間?の記事で詳しく紹介しています↓

何回行くの?

「小・中・高の免許を取るためには、何回教育実習に行けばいいの?」
「中・高の免許って、1回の実習で取れるってホント?」

と気になっている人も多いのではないでしょうか。

1つの免許を取るだけなら1回の教育実習でOKですが、複数免許を取得する場合は何度か教育実習に行く必要があります。

ざっとまとめると、

  • 小学校の免許だけ取る
    →小学校実習(計1回)
  • 小学校と中学校の免許を取る
    →小学校実習・中学校実習(計2回)
  • 小・中・高の免許を取る
    →「小学校実習・中学校実習」(計2回)もしくは「小学校実習・高校実習」(計2回)
  • 中学校の免許を取る
    →中学校実習(計1回)
  • 高校の免許を取る
    →高校実習(計1回)
  • 中学校と高校の免許を取る
    →「中学校実習」(計1回)もしくは「高校実習」(計1回)

となっています。

要は「中学校・高校の両免許を取る場合は、中学校・高校のどちらかに行けばOK」ということです。

教育実習に何回行けばよいかの詳細は、教育実習は中学校・高校どっちも行く必要がある?の記事で紹介しています↓

年齢制限はあるの?

「社会人になってから教員を志したいと思ったけど、今からでも大丈夫なのかな?」

と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

実は、教育実習に年齢制限はないので、何歳になってからでも志すことができます。

ただし、年齢が上がることで難しくなる点もあるので注意も必要です。

詳しくは、教育実習生の年齢制限の記事をご覧ください↓

【申込流れ②】教育実習事前説明会に参加する

【申込流れ②】教育実習事前説明会に参加する

教育実習の申し込み・手続きの実質的なスタートとなるのが「教育実習事前説明会」です。

ここでは、教育実習事前説明会を受ける前・受けた後にすべきことを紹介していきます。

まずは必要単位を取る

教育実習説明会を受ける前にやらなければならないこと、それは「必要単位を取る」ことです。

各大学・各学部で、教育実習参加に必要な条件が決められています。

例えば、教育大学(奈良教育大学を例に)では、

  • 学校教育教員養成課程:2回生を終えるまでに70単位以上
  • 総合教育課程:3回生を終えるまでに105単位以上

といったように定められています。

同様に、それぞれの大学で決められているので、ご自身の大学・短期大学の条件を調べておきましょう。

教育実習説明会に参加

大学の教職課程センターなどで実施される説明会に参加します。

時期は、大学によって様々です。

私が通っていた大学(教育学部)では2年次の3月に説明会があっていました。

この説明会で、実習に関する重要事項や必要書類について、詳しい説明を受けられます。

教育実習説明会が行われない大学では、個別に教職課程センターに問い合わせて、説明を受けて必要書類をもらいましょう。

予防接種を受けよう

教育実習説明会で「麻疹風しん予防接種」についての説明があった場合は、早めに接種しておくことをおすすめします。

というのも、麻疹風しんの予防接種は、抗体がない場合2回の接種(4週間以上空ける必要あり)が必要なので、教育実習ギリギリにすると間に合わない可能性があります。

費用もかかるので、計画的に接種を進めていきましょう。

教育実習の麻疹風しんの予防接種についてはこちらで詳しく紹介しています↓

【申込流れ③】教育実習校探し

【申込流れ③】教育実習校探し

教育実習説明会が終わったら、教育実習受け入れ校探しを行います。

一般的には、教育実習に行く1年前ごろから実習校探しを行うことが多いです。

探す前に、まずは教育実習の受け入れ校についてのあれこれを知っておきましょう。

母校で実習をする人が多い

教育実習は「母校実習」が一般的です。

…が、大学や時と場合によっては、

  • 大学が実習先を紹介することもある
  • 教育委員会を通して申請することもある
  • 母校に受け入れを断られることもある
  • 母校・母校以外を自由に選べる場合もある
  • 母校以外の学校にお願いをすることもある

など、様々です。

母校や母校以外の教育実習選び・断られエピソードが気になる方は、こちらもどうぞ↓

実習先を自分で探す場合は、希望先の学校に電話連絡をして、教育実習の受け入れが可能か確認を取りましょう。

自治体独自のルールがある場合も

例えば東京都の公立学校で教育実習を希望する場合は、あらかじめ東京都教育委員会に教育実習の実施申請を行わなければならないなど、自治体によって独自のルールがある場合もあります。

必ず、自分の自治体の規定を確認するようにしましょう。

通信制の高校でも教育実習できる?

「母校が通信制の高校なんだけど、教育実習ってどうなるんだろう?」

という方もいるかと思います。

通信制の高校では、教育実習ができる場合とできない場合があります。

一般的には、通信制高校での教育実習の可否は以下のようになっています。

受け入れ可能受け入れ不可能
充実したスクーリング体制あり
指導体制が整っている
施設面が充実している(専用校舎あり)
スクーリングの実施回数が少ない
指導体制が整っていない
実習に必要な施設が不十分

通信制高校での教育実習についての実例・詳細については、こちらで詳しく紹介しています↓

【申込流れ④】教育実習校へ連絡

【申込流れ④】教育実習校へ連絡

教育実習校の目星がついたら、連絡を取って、教育実習生として受け入れてもらえるよう「内諾」の交渉をします。

ここが、教育実習申し込み手順の一番の山場(ドキドキポイント)ですね!

教育実習校への連絡をするときに気をつけるべきことを紹介します。

電話をかける場合

教育実習校への最初の連絡は、「電話」をかけるケースが多いです。
(大学によって指導が異なるので、必ず確認しましょうね)

とはいえ、

  • 電話をかけるタイミングはいつがいいのか?
  • どのように話始めればよいのか?
  • 何を確認すればいいのか?

など、気になることがたくさんありますよね。

ご安心ください。

【教育実習】内諾の電話マニュアルを作成したので、こちらを参考に電話すれば安心です↓

メールをする場合

教育実習校への内諾願いを機に、教育実習先にメールを送る方も多いのではないでしょうか。

教育実習先の先生へのメール…緊張しますよね。

でもご安心を。

教育実習先に送るメールは、以下の5つの要素を含めて書けば、失敗することはありません。

教育実習あいさつメールに必要な要素
  • 件名
  • はじめの挨拶
  • 本文
  • 締めの言葉
  • 署名

教育実習先に送るメール要素の詳しい説明・具体的なメール文例については、こちらの記事で徹底解説しています↓

内諾書の渡し方・送り方は?

教育実習の受け入れを正式に決定するための書類「内諾書」のやりとりの仕方についても確認しておきましょう。

内諾書のやり取りの仕方については、各大学の指示に従います。

一般的に、内諾書の渡し方は2パターン。

  • 教育実習校に直接持っていく方法
  • 郵送する方法

教育実習校に直接持っていく場合は、スーツ着用で、指定された時間を守って訪問しましょう。

郵送する場合は、お願いの手紙と返信用封筒を入れて内諾書を郵送しましょう。

教育実習の内諾書渡し方・郵送が届かないときの対処法については、こちらで詳しく紹介しています↓


教育実習先とのやり取りが終わり、無事内諾をいただくことができれば、教育実習の申込みは完了です!

(おつかれさまでした!!)

教育実習の申込みが終わったら、次は実習に向けての準備に取り掛かりましょう。

教育実習の申し込みが終わった後の流れ

教育実習の申し込みが終わった後の流れ

教育実習の申込みが終わったあとの流れを紹介しておきます。

教育実習前の準備をする

教育実習の申込みが終わったら、教育実習の準備を始めましょう。

教育実習前の準備としてやっておきたいのは、

  • 教育実習費用の確認
  • 教育実習事前打ち合わせの準備
  • できる分の指導案作成
  • メンタル面の整え
  • その他直前に準備すること

などがあります。

教育実習前に準備することは、こちらの記事でまとめて紹介しています↓

服装・身だしなみを整える

多くの教育実習生が悩むポイントの1つに「服装・身だしなみ・持ち物」があります。

  • 何を着ていけばいいんだろう?
  • 髪型やメイクはどこまでOK?
  • 教育実習に必要な持ち物リストは?

そういった、教育実習生の「服装・身だしなみ・持ち物」についてはこちらの記事でまとめました↓

教育実習中の流れ・ノウハウを確認する

教育実習中の流れや基本的なノウハウは理解できていますか?

もし、

  • 初日の挨拶・自己紹介
  • 実習中のスケジュール
  • 授業見学のポイント
  • 体調不良のときの欠席連絡の仕方
  • 寝坊したときの対処法
  • ハラスメントを受けたときの対処法

などのことで気になることがある人は、教育実習中の流れノウハウ完全ガイドの記事をご覧ください↓

教育実習後にすることを確認する

教育実習が無事に終わり、一安心…

と思いきや、まだすべきことが残っていますよ。

  • お礼状の書き方
  • 教育実習の感想・レポート・学んだことの書き方
  • 教育実習打ち上げ・飲み会のマナー

などが気になる方は、教育実習後にすることまとめ記事で紹介しています↓

教育実習担当学年アンケート

あなたは教育実習で何年生担当になりましたか?

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