教育実習は麻疹風しんの予防接種をしないとダメ?(ソース→文部科学省)

「教育実習に麻疹風しんの予防接種が必要って本当?」
「予防接種って費用がかかるの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
教育実習に向けて準備を進める中で、突然の予防接種の案内に戸惑う方も少なくありません。
実は、教育実習には麻疹風しんの予防接種が必須となっているケースが多く、文部科学省の指針に基づいているのです。
この記事では、教育実習に必要な麻疹風しんの予防接種の必要性や費用などを詳しく解説します。
- 教育実習に麻疹風しんの予防接種が必要な理由
- 麻疹風しんの予防接種にかかる時間・費用
- 予防接種の費用を準備する方法
記事を読むことで、教育実習に向けた予防接種の準備を計画的に進められるようになりますよ。
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教育実習は麻疹風しんの予防接種が必要

教育実習に行くためには、麻疹風しんの予防接種をしておかなければならないケースがほとんどです。
(大学の教育実習説明会で話があると思います)
まずは、「麻疹風しんについて」と「予防接種が必要になった経緯」について見ていきましょう。
麻疹・風しんとは
麻疹(はしか)と風しんは、どちらもウイルスによって引き起こされる感染症です。
麻疹(はしか)
麻疹は発熱や発疹を主な症状とし、重症化すると肺炎や脳炎を引き起こす可能性がある深刻な感染症です。
症状としては、感染から10-12日後に発熱・せき・鼻水が始まり、その後、赤い発しんが全身に広がり、高熱が1週間ほど続きます。
非常に感染力が強く、合併症(肺炎・脳炎)の危険があります。
風しん
風しんは比較的軽症とされていますが、妊娠初期の女性が感染すると、胎児に重大な影響を及ぼす可能性があります。
風しんは、発熱と淡い発しんが出る感染症です。
麻疹(はしか)よりは症状が軽めですが、妊娠初期に感染は危険な病気として知られています。
どちらも予防接種により防ぐことができます。
予防接種が必要になった経緯
2007年、高校・大学での麻疹流行を受けて、文部科学省と厚生労働省は麻疹予防に取り組むことを決定しました。
特に教育実習生は、児童・生徒との密接な接触が避けられないため、感染源とならないよう予防接種が求められるようになったのです。
このような職業(教育・保育関係)に就くために必要な実習への参加の際に、はしか(麻しん)に対する免疫を持っていることが条件となることがありますので、合計2回の予防接種を済ませておくことが大切です。
という文言が確認できます。
教育実習説明会で説明があることが多い
教育実習の予防接種については、多くの大学で実習説明会の際に詳しい案内があります。
主に以下のような内容が説明されます。
- 必要な予防接種の種類
- 接種証明書の提出期限
- 抗体検査の手順
- 医療機関での接種方法
説明会では、実習までの準備スケジュールも示されるので、計画的に予防接種を進めていきましょう。
教育実習の風しん麻疹の予防接種には「時間」と「費用」がかかる

麻疹風しんの予防接種には、「時間」と「費用」がかかります。
どのようなスケジュールと費用になっているのか、確認していきましょう。
抗体がない場合は2回接種
予防接種は、まず抗体検査を行います。
十分な抗体がない場合は2回の予防接種が必要です。
(私が教育実習に行ったときも、抗体がなかったので2回接種しました)
接種と接種の間には一定期間(通常4週間以上)を空ける必要があるため、大学へ接種証明書を提出する期限に間に合うよう、早めに受診しに行きましょう。
費用は3,000〜10,000円ほどかかる
予防接種にかかる費用は医療機関や地域によって異なりますが、一般的に以下のような費用が必要です。
- 抗体検査:2,000円〜5,000円
- 予防接種(1回):3,000円〜5,000円
2回接種が必要な場合は、総額で10,000円程度かかることもあります。
※自治体による補助制度がある場合もあるので、確認してみましょう
(記憶が定かではありませんが、私も10,000円ぐらいかかったような気がします…。注射も痛いし、出費も痛かったです。)
教育実習風しん麻疹の予防接種代支払いが厳しい人はバイトで稼ごう

教育実習に行くためとはいえ、麻疹風しんの予防接種代は地味に痛いですよね。
他にも教育実習にはいろいろと費用がかかります。
そのため、スキマ時間を見つけてバイト等をして、お金を稼いでおくことをおすすめします。
教育実習代を稼ぐための大学生おすすめ神バイトをまとめました↓

まとめ:教育実習の麻疹風しんの予防接種は計画的に受けよう

教育実習における麻疹風しんの予防接種について紹介しました。
まとめると、
- 文部科学省の指針により、教育実習では予防接種が必須となっているケースが多い
- 抗体検査の結果によっては2回の接種が必要
- 費用は最大で10,000円程度かかることもある
- 準備には時間がかかるため、早めの計画が重要
教育実習に向けた予防接種は、時間と費用がかかるため、早めの準備が重要です。
大学の実習説明会で示される提出期限に間に合うよう、計画的に進めましょう。
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